著者のコラム一覧
二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

キムタク新ドラマに豪華共演陣 今年も続く周囲のお膳立て

公開日: 更新日:

 新年の巻頭を飾るドラマが始まる。すでに番宣が活発化するなか、ひときわ目立つのがジャニーズタレント。木村拓哉(45)を筆頭に嵐の松本潤、KAT―TUNの亀梨和也(31)らゴールデン、深夜枠を含めると実に6人が主演を務める。滝沢秀明(35)の深夜ドラマ主演はジャニーズの人気査定を物語るようにも見えるが、「今年もドラマ界はジャニーズが中心」をアピールするかのようである。

 なかでも注目はやはり木村――。昨年の同じ時期のドラマでは医師役。共演も主役クラスが並んだ。1年ぶりのドラマもボディーガード役と、これまで同様、「かっこいい木村」が容易に想像つく。共演も江口洋介上川隆也石田ゆり子とこれまた主役クラスの人気俳優がズラリ。

「役者業が主体の東山紀之もV6の岡田准一もすでに役者として安定期に入っていて、ドラマの中身に重心が移行しているが、木村はいまだに役と共演者で最善の策を考えないとならないという不安要素が裏返しで見えてくる」(テレビ関係者)

 ドラマ出演に合わせて昨年暮れから木村の露出は始まっている。LINEのCM出演のイベントでは、後輩の岡田と女優の宮崎あおいの結婚を祝福する話をすれば、天敵だったはずのFRIDAYでもドラマの宣伝を兼ねてSMAPの話もちらっと告白。さらに「そごう・西武」が今年の企業活動のメッセージで、広告モデルに木村を起用。デパートにはセリフ入りの写真パネルとムービーが並び、人の足を止めている。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった