ただ毒舌オヤジにあらず 梅沢富美男が引っ張りだこのワケ

公開日: 更新日:

 毒舌オヤジの快進撃が止まらない。俳優の梅沢富美男(67)が4月スタートのフジテレビ系バラエティーで、冠番組を持つことが明らかになった。3月で終了する「良かれと思って!」(水曜午後10時)の後番組で、昨年の7月と12月の特番「梅沢富美男のズバッと聞きます!」がレギュラー昇格するという。

 梅沢がバラエティーやワイドショーのコメンテーターでお馴染みの“毒舌”を駆使し、ゲストの離婚やスキャンダルの顛末などにズバッと切り込むスタイルがどう受け入れられるか楽しみである。

 大衆演劇の一座に生まれ、わずか1歳7カ月で子役デビュー。女形として一世を風靡し、「下町の玉三郎」との呼び声も高く、また座長としても活躍中の梅沢がコメンテーターとして活躍し始めたのは、読売テレビの「情報ライブ ミヤネ屋」からだ。以降オファーが増え、いまや引っ張りだこだ。

「中卒であることなどを理由に、当初コメンテーターを渋った梅沢さんが家で義母と義母の妹、お手伝いさんの姿をみて依頼を受けたのは有名な話。3人はテレビを見て『このバカ野郎、死んじまえ』などと言っていて、その代弁ならばできると思ったそうです。ただ、コメンテーターで売れた今もあくまで副業という考え。本業は大衆演劇だから、いつクビになってもいいというスタンスでいるそうです。梅沢さんには昭和の雷オヤジの面影がある。それでいて懐が深く温かい。マツコらが人気の中、元祖オネエタレントのような部分も、売れる要素になっているかも知れません」(スポーツ紙芸能デスク)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    名球会入り条件「200勝投手」は絶滅危機…巨人・田中将大でもプロ19年で四苦八苦

  2. 2

    永野芽郁に貼られた「悪女」のレッテル…共演者キラー超えて、今後は“共演NG”続出不可避

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    07年日本S、落合監督とオレが完全試合継続中の山井を八回で降板させた本当の理由(上)

  5. 5

    巨人キャベッジが“舐めプ”から一転…阿部監督ブチギレで襟を正した本当の理由

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    巨人・田中将大が好投しても勝てないワケ…“天敵”がズバリ指摘「全然悪くない。ただ…」

  3. 8

    高市早苗氏が必死のイメチェン!「裏金議員隠し」と「ほんわかメーク」で打倒進次郎氏にメラメラ

  4. 9

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  5. 10

    三角関係報道で蘇った坂口健太郎の"超マメ男"ぶり 永野芽郁を虜…高畑充希の誕生日に手渡した大きな花束