カラテカ矢部が快挙「大家さんと僕」で手塚治虫文化賞受賞
お笑いコンビ・カラテカの矢部太郎(40)が先日、2018年「手塚治虫文化賞」短編賞を受賞した。
お笑い芸人はもとより、漫画家以外の受賞は初というから快挙だ。
受賞作は、矢部と大家さんのほのぼのとした日常を描いたエッセーマンガ「大家さんと僕」(新潮社)で、初版6000部からスタートし、現在23万部を突破。「構成、完成度はプロ並み」と審査員満場一致だったという。
編集担当者は「試し読みから買って下さる方が多いです。大家さんのキャラクターが魅力的で“こんなすてきな高齢者になりたい”という、40から60代の女性にも人気です」と語る。
矢部の父は絵本作家。DNA的にも、大家さんとの巡り合わせにも恵まれ、花開いたようだ。
矢部は2冊目に向けて週刊新潮の連載がスタート。相方の入江慎也(41)は人脈づくりセミナーを開くなど、ビジネス部門で事業拡大。お笑いコンビでなくても十分食っていけそうだ。