著者のコラム一覧
井上トシユキITジャーナリスト

1964年、京都市生まれ。同志社大学文学部卒業後、会社員を経て、98年からジャーナリスト、ライター。IT、ネット、投資、科学技術、芸能など幅広い分野で各種メディアへの寄稿、出演多数。

明確な悪意と人種差別表現 H&Mが狙った炎上商法ではないか

公開日: 更新日:

 わざと過激な発言をして注目を集め、都合よく事を運ぼうとする「炎上商法」の登場は、ネット上のコミュニケーションの深読み、裏読みをより複雑にしてしまった。ただ、商法は大勢の注目を集めるがゆえに、さまざまな角度からの検証も受ける。その結果、炎上商法の巧拙はかなりハッキリとわかってしまう。

 今年1月、大手ファストファッションのH&Mが通販サイトに掲載した画像が差別表現だと問題になり、世界的に大炎上した。黒人の子供が「ジャングル中で一番イケてるサル」とプリントされたパーカを着ている画像をデカデカと掲載したのだ。その一方で、同じサイトに掲載された白人の子供が着ていた色違いのパーカにプリントされていたのは、「マングローブの密林で生き残る専門家」というもの。誰が見ても黒人に対して悪意があるとされたわけだ。

「なぜ、これがOKだと思ったのか説明してくれるかしら?」「もうH&Mにはお金を落とさない!」「ダブル、トリプルにチェックした?」

 あらゆるSNSがこのような非難のコメントであふれかえったのも当然のことで、BBCをはじめ主なニュースサイトも炎上の当日中にH&Mの失態を大きく報じた。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    北島三郎(3)「北島ファミリー」の長女・原田悠里が語る御大

  2. 2

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  3. 3

    「マクドは健康保険と年金に加入できてよかった」 シニアが働き続けるために必要なこととは?

  4. 4

    東京・蒲田の2駅結ぶ蒲蒲線、大田区と地元を取材して分かった実現のハードルと地元の思い

  5. 5

    NHK夏の音楽特番「うたであえたら」は北川景子のMCが見事 カオスと化した近年の紅白はお手本に

  1. 6

    菊池風磨はジャニー喜多川氏の“推薦”もあって慶大総合政策学部に進学 仕事の合間に1日10時間の猛勉強

  2. 7

    KDDIが楽天モバイルへの「ローミング」終了でライバルの“品質低下”を狙い撃つ

  3. 8

    豊昇龍が長期離脱で大の里までピンチ! “ひとり横綱”の重圧で「共倒れ」にならないか

  4. 9

    徳川光圀(1)水戸黄門は全国漫遊などしていない 主に出かけたのは江戸と領地の往復

  5. 10

    永野芽郁がキャバ嬢で「復帰」もM!LKファンやきもき…共演するかもしれない佐野勇斗への“キラー”ぶり警戒