小島一慶さん<3>永六輔さんに喜んでもらうため喋っていた

公開日: 更新日:

「このラジオの前は、永六輔さんの『土曜ワイドラジオTokyo』という番組にリポーターとして出演していました。いま振り返ってみると、僕は結局、永さんに聞いてもらうためにラジオでしゃべっていたようなところがあります。僕の他に、久米宏さんや毒蝮三太夫さんも出ていましたが、3人はみんな、永さんに喜んでもらいたいからリポーターをやっているところがありました。とても厳しい人でしたよ。厳しいけど、技術さんを含めスタッフ全員の奥さんの誕生日を調べ、全員に名前入りの宝飾品を贈ってくれたりするのです。そんなきめこまやかな心配りができる人でした」

 永六輔さんは独特の早口なしゃべりで、時にはつっかえたり、時には言い直したりしたものだ。

「久米さんが先日、面白いことを話していました。彼が『ニュースステーション』をやっていた時、相方の小宮悦子さんに『大事な部分はトチれ。わざとトチれ』とアドバイスしていたそうです。大事な部分、真に伝えたい部分はトチって、2回読めというのです。実は永さんも、『言葉がスムーズに出るより、ア~とか、ウ~とか言った方が人は聞き耳を立てるんだよ』と言っていた。つっかえたり、もたもたしたり……、それが人間らしい会話ってものじゃないでしょうか」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 2

    川口春奈「食べ方が汚い」問題再燃のお気の毒…直近の動画では少しはマシに?

  3. 3

    あの人「なんか怖い」を回避する柔らかな言葉遣い

  4. 4

    自分探しで“変身”遂げたマリエに報道陣「誰だかわからない」

  5. 5

    (1)高齢者の転倒は要介護のきっかけになりやすい

  1. 6

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 7

    「誰が殺されてもおかしくない」ICE射殺事件への抗議デモ全米で勃発

  3. 8

    解散総選挙“前哨戦”で自民に暗雲…前橋出直し市長選で支援候補が前職小川晶氏に「ゼロ打ち」大敗の衝撃

  4. 9

    業績悪化で減収減益のニトリ 事業の新たな柱いまだ見いだせず

  5. 10

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網