10年ぶり主演…織田裕二に託されたフジ月9「復権」の行方

公開日: 更新日:

 織田裕二(50)の10年ぶりフジテレビ“月9”ドラマ主演が話題だ。織田の“月9”というと、中高年世代には91年に大ヒットし社会現象にもなったドラマ「東京ラブストーリー」の印象が強く、フジの上層部は「織田で月9ブランドは復権だ」と息巻いているそうだが、若手になればなるほど「完全な時代錯誤」と冷めていて、「大丈夫なのか」と不安がっているという声が漏れ伝わる。

■夢よもう一度か、「昔の名前」か

 織田が10年前に主演した月9ドラマ「太陽と海の教室」は平均視聴率14.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と結果を出し、実績はあるとの判断もあるらしい。しかし、サッカー日本代表のW杯初戦、6月19日に行われたコロンビア戦の裏番組でフジが織田の主演映画「ボクの妻と結婚してください。」を地上波で初放送したところ、視聴率3.6%と散々な結果に。フジテレビでは「月9の救世主」と「しょせんは昔の名前」との声が局内を二分しているというのである。

 今回の主演作は10月スタートの「SUITS/スーツ」。全米でヒット中の人気ドラマを日本版として同じタイトルでやるのだそう。織田の役どころはエリート弁護士。傲慢だが仕事は完璧という設定で、相棒役としてジャニーズ「Hey!Say!JUMP」の中島裕翔(24)が出演すると発表された。女性誌芸能記者は言う。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  2. 2

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  3. 3

    阪神・佐藤輝明が“文春砲”に本塁打返しの鋼メンタル!球団はピリピリも、本人たちはどこ吹く風

  4. 4

    自民両院議員懇談会で「石破おろし」が不発だったこれだけの理由…目立った空席、“主導側”は発言せず欠席者も

  5. 5

    広末涼子「実況見分」タイミングの謎…新東名事故から3カ月以上なのに警察がメディアに流した理由

  1. 6

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃

  2. 7

    国保の有効期限切れが8月1日からいよいよスタート…マイナ大混乱を招いた河野太郎前デジタル相の大罪

  3. 8

    『ナイアガラ・ムーン』の音源を聴き、ライバルの細野晴臣は素直に脱帽した

  4. 9

    初当選から9カ月の自民党・森下千里議員は今…参政党さや氏で改めて注目を浴びる"女性タレント議員"

  5. 10

    “死球の恐怖”藤浪晋太郎のDeNA入りにセ5球団が戦々恐々…「打者にストレス。パに行ってほしかった」