10年ぶり主演…織田裕二に託されたフジ月9「復権」の行方

公開日: 更新日:

「織田さんのキャスティングを巡っては、2番手だったという説もあります。当初は主演が佐藤浩市さんで綾野剛さんが相棒として挙がっていたとか。また今ドラマをめぐっては、織田さんの共演者として、鈴木保奈美さんの名前も出ていたそうです。実現すれば『東ラブ』以来、27年ぶり。真偽はまだ不明ですが話題性は抜群です」

 織田は抱負として、「プロデューサーさんから『月9ドラマは新たなチャレンジを始めた』とうかがったので、これを受けて私も新たな挑戦をしたいと思います」とのコメントが報じられたが、“織田健在”を示すためにもプラス要素はなんでも欲しいところだろう。

 織田裕二フジテレビでは、ドラマが大ヒットし映画化もされた「踊る大捜査線」シリーズもあり、相性は悪くない。平均22.9%もの高視聴率を残した「東京ラブストーリー」の月9黄金期よ、もう一度とフジ上層部が夢を見るのも当時を知る中高年世代ならばうなずける。

「月9で現在オンエア中の『絶対零度』は先月30日の最新話の視聴率が11.7%でした。なんとか2ケタには乗せていることで、健闘とされていますけど、織田さんや保奈美さんたちの出ていた黄金期とは比べるまでもありません」(前出の女性誌記者)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった