小さん、談志と深くつながっていたのは落語家としての財産

公開日: 更新日:

 花緑のことを気にかけていた談志のことだ。さぞかし喜んだと思う。

「『おお、来たのか』って笑顔を見せてくれました。『この前、おまえをテレビで見た。何か理屈を言っていた』って言われました。うれしかったです。中入り後に師弟の対談コーナーがあって、ご両人が舞台に上がると、突然師匠に、『孫が来てたな。出てこい』と言われて、舞台袖にいた僕は私服のまま上がりました。生志さんが、『何か師匠に聞きたいことはありますか』と振ってくれたのですが、何を聞いていいかとすぐに思い浮かばなかった。とっさに出た言葉が、『師匠、長生きしてください』でした。そうしたら、客席からワーッという歓声と拍手が起こって。きっとお客さまも師匠にそう言いたかったんでしょうね」

 談志の弟子のファンは、弟子と同じように談志を敬愛する。花緑が客の気持ちを代弁したわけだ。

「小さん、談志という2人のレジェンドと深いところでつながっていたのは、落語家として財産だと思ってます。ただ、小さんは僕が談志師匠からこれほど影響を受けるとは思ってもみなかったでしょうけど(笑い)」(つづく)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 2

    川口春奈「食べ方が汚い」問題再燃のお気の毒…直近の動画では少しはマシに?

  3. 3

    あの人「なんか怖い」を回避する柔らかな言葉遣い

  4. 4

    自分探しで“変身”遂げたマリエに報道陣「誰だかわからない」

  5. 5

    (1)高齢者の転倒は要介護のきっかけになりやすい

  1. 6

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 7

    「誰が殺されてもおかしくない」ICE射殺事件への抗議デモ全米で勃発

  3. 8

    解散総選挙“前哨戦”で自民に暗雲…前橋出直し市長選で支援候補が前職小川晶氏に「ゼロ打ち」大敗の衝撃

  4. 9

    業績悪化で減収減益のニトリ 事業の新たな柱いまだ見いだせず

  5. 10

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網