「家系図つくってみませんか?」丸山学著

公開日: 更新日:

「家系図つくってみませんか?」丸山学著

 行政書士の著者は、依頼人のご先祖さまをできるだけさかのぼって調査し、家系図に仕上げることを主な仕事にしている。目標の1000年前までさかのぼれるのはまれだが、戸籍取得という誰でもできる手法でも江戸時代後期(160~180年前)のご先祖まではだいたい判明するという。さらに戸籍の範囲を超え200年ほど前までさかのぼれる確率は9割ほどだそうだ。「戸籍の広域交付制度」や、国会図書館のデジタルコレクションでご先祖さまの情報に手軽にアクセスできるようになり、ご先祖探しや家系図作成は身近になっている。

 先祖探しは「究極の自分探し!」と説く著者が、自ら手掛けた実例をあげながら、専門家に依頼せずともできる先祖探し、家系図作成のノウハウを公開した手引書。

(ポプラ社 1012円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  2. 2

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  3. 3

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  4. 4

    広陵辞退騒動だけじゃない!「監督が子供を血だらけに」…熱戦の裏で飛び交った“怪文書”

  5. 5

    ドジャース大谷が佐々木朗希への「痛烈な皮肉」を体現…耳の痛い“フォア・ザ・チーム”の発言も

  1. 6

    今なら炎上だけじゃ収まらない…星野監督は正捕手・中村武志さんを日常的にボコボコに

  2. 7

    高市早苗氏は大焦り? コバホークこと小林鷹之氏が総裁選出馬に出馬意向で自民保守陣営は“分裂”不可避

  3. 8

    (3)阪神チーム改革のキモは「脱岡田」にあり…前監督との“暗闘”は就任直後に始まった

  4. 9

    (2)事実上の「全権監督」として年上コーチを捻じ伏せた…セVでも今オフコーチ陣の首筋は寒い

  5. 10

    巨人阿部監督はたった1年で崖っぷち…阪神と藤川監督にクビを飛ばされる3人の監督