長嶋茂雄さんは僕のお門違いも甚だしい“直談判”にも耳を傾けてくれた「お前の言い分は分かったが…」

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2001年掲載「橋本清氏 PL巨人ダイエーの内幕」の第3回を再公開

 “燃える男”、“ミスター”の愛称で国民的人気を誇ったプロ野球巨人監督の長嶋茂雄さんが6月3日、都内の病院で肺炎のために亡くなった。享年89。選手、監督として数々の伝説、逸話を残した「ミスタープロ野球」は、身近に接した誰もにそれぞれの「長嶋茂雄像」を強く印象づけてもいる。日刊ゲンダイ連載で多くの球界OBが語ってきたその実像を再構成して緊急公開します。

 今回は橋本清氏による「PL巨人ダイエーの内幕」の第3回(2001年掲載)を再公開(本文中の年齢・肩書きなどは当時のまま)。

  ◇  ◇  ◇

 98年のオフのことだった。突然、ボクは背番号を替えられた。巨人入団以来、12年間も背負ってきた30番から92番への降格。アタマにきた。ホンマに腹が立った。冷静になろうとしても、怒りが収まらない。

「オレに巨人を辞めろということか?」

 背番号変更について、球団から事前に何の連絡もなかった。92番という屈辱的な番号降格以上にそれがアタマにきた。

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