徳重聡は「下町ロケット」好演 新生・石原プロ快進撃続く

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 故石原裕次郎さんが創業した「石原プロモーション」に所属する俳優の金児憲史(40)と神田穣(23)が、東京・後楽園ホールで全日本プロレスのスペシャルエキシビションマッチに出場し、レスラーデビューを果たしたのは今月3日のことだった。

 2人はCM出演するカーライフサポート業「カーベル」の社長で、覆面レスラー・カーベル伊藤でもある伊藤一正氏(48)から誘いを受け、トリオを結成。石原プロを代表する肉体派の2人だけに、本物のレスラーたちを相手に大暴れした。

「以前なら石原プロの俳優がプロレス参戦なんてあり得ないことでした。というのも、昨年春までは裕次郎さん時代からの古参の幹部がいて、その幹部はメンツにこだわって仕事を厳選していたんです。しかし、売り上げが落ち込み、そうも言ってられなくなり、その幹部は“肩たたき”の憂き目に。経営を新体制に移行してから仕事の幅を広げていったんです」(芸能プロ関係者)

 なんといっても印象的なのは、ダンディーな役どころが多かった舘ひろし(68)の出演が話題を呼んでいる「ハズキルーペ」のCM。さらに、放送中のドラマ「下町ロケット」(TBS系)では徳重聡(40)が変人のエンジニアを演じ、こちらも話題を呼んでいる。

 1987年7月の死去から31年。草葉の陰の裕次郎さんもほほ笑んでいることだろう。

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