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小田桐誠立教大学・武蔵大学非常勤講師

1953年青森県生まれ。出版社勤務を経て79年から著述業に専念。著書に「ドキュメント生協」「消えたお妃候補たち」「PTA改造講座」「テレビのからくり」「NHKはなぜ金持ちなのか?」など。07年9月から15年3月までBPO「放送と青少年に関する委員会」委員を務める。

日テレ安藤アナに求められる“独自色” 河内弁を交えては?

公開日: 更新日:

診断結果は…【不可】

 早朝4時に始まる日本テレビ系「Oha!4 NEWS LIVE」のMC陣はMCを務める局アナをはじめフリーアナウンサーや気象予報士ら女性陣が主役だ。4時55分からは男性局アナが曜日別に登場する。社歴6年目から2年目まで5人の若手たちである。その中で金曜担当の安村直樹と並んでもっとも長い社歴を誇るのが月曜の安藤翔。

 休日明けは元気に気持ちよくスタートしたいところだが、多勢に無勢というか、5人の女性に押されて、いまひとつ勢いが感じられない。3日は局アナの郡司恭子の「ここからは安藤さんも一緒にお伝えします」と紹介され登場。「おはセレクト」コーナーではメキシコに左派政権が誕生したニュースを読み上げた。新人の育成では定評のある局だけに読みは滑らかだ。ただ、もう少し抑揚やメリハリをつけた方がいい。

 お天気コーナーでは気象予報士とやりとりするが、定型が決まっているニュースと異なりいい意味で地を出しやすい。ところが「きのうはホントに暖かかったですね」「きょうはさらに気温が上がります」などの予報士の話に、「はい」「そうですね」と返すだけ。この先1週間の予報に対してようやく「1週間で(最高気温が)10度以上も違うんですね」と言ったものの、どこか遠慮がちに聞こえた。

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