「あるある」で因縁の日曜夜…ヒロミに復活託すフジの背水

公開日: 更新日:

 タレントのヒロミ(53)の復活がスポーツ紙などで伝えられた。フジテレビが来年、3年半ぶりに再スタートさせる日曜夜のバラエティー枠のうち、午後9時からの「アオハル(青春)TV」のMCにヒロミを起用。ヒロミが同局ゴールデンタイムのMCを務めるのは15年ぶりだというのである。スポーツ紙芸能デスクが言う。

「日曜夜は、『世界の果てまでイッテQ!』『行列のできる法律相談所』と日本テレビの人気番組が続きます。いわば日テレの牙城ですが、視聴率3冠王からの陥落やら『イッテQ』のヤラセ騒動などで揺れる今、テレビ朝日に続きフジも打倒日テレをという気構えが感じられます」

 ヒロミといえば、バラエティーでは今や有吉弘行(44)、坂上忍(51)につづく人気者だ。一時期、テレビから遠ざかっていたことで知られているが、そうしたブランクを取り戻す勢いである。そんな売れっ子、50代のベテランにフジは自局の復活を託すというのだが、「本当に大丈夫か」などと関係者からも、この起用を危惧する声が上がっているらしい。

「15年前にヒロミが出演した『発掘!あるある大事典』での因縁が残っているのかも知れませんね。堺正章さんと共に進行を務めていたのですが、番組スタッフとモメて、途中降板してしまった。堺さんのことを呼び捨てにしたという説もありましたが、いずれにしても、このトラブルを機に、ヒロミの約10年ものブランクが始まったいわくつきの枠なんです。消えたのか、干されたのか定かではありませんが」(あるテレビスタッフ)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    亡き長嶋茂雄さんの長男一茂は「相続放棄」発言の過去…身内トラブルと《10年以上顔を合わせていない》家族関係

  2. 2

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  3. 3

    「時代と寝た男」加納典明(17)病室のTVで見た山口百恵に衝撃を受け、4年間の移住生活にピリオド

  4. 4

    中居正広氏に降りかかる「自己破産」の危機…フジテレビから数十億円規模損害賠償の“標的”に?

  5. 5

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  1. 6

    “バカ息子”落書き騒動から続く江角マキコのお騒がせ遍歴…今度は息子の母校と訴訟沙汰

  2. 7

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  3. 8

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  4. 9

    「こっちのけんと」の両親が「深イイ話」出演でも菅田将暉の親であることを明かさなかった深〜いワケ

  5. 10

    長嶋一茂が父・茂雄さんの訃報を真っ先に伝えた“芸能界の恩人”…ブレークを見抜いた明石家さんまの慧眼

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  4. 4

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  5. 5

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  3. 8

    星野源「ガッキーとの夜の幸せタイム」告白で注目される“デマ騒動”&体調不良説との「因果関係」

  4. 9

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  5. 10

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも