NGT48メンバーは自宅に男が 地方アイドルが苦しむジレンマ

公開日: 更新日:

「私とまた同じ目に遭う人がいるのに、結局この1カ月待っても、何も対処してくれなくて」とし、劇場支配人に相談したものの何の対処もせずに放置されていると訴えた山口。その揚げ句に「被害妄想と言って片付けようとしている」とし、こう続けた。

「私と、真面目にやってる子たちが、私と同じ怖い目をするのは、もう耐えられない。今回私は助かったから良かったけど、殺されてたらどうするんだろう」

 常軌を逸した一部ファンと味方であるはずの身内が結託しているとすれば、たまったものじゃないだろう。スポーツ紙芸能デスクはこう言う。

「地方アイドルはその地方などの有力者がマネジメントを牛耳っていたり、有力者の親族がメンバーにいたりします。嫉妬と羨望が渦巻く世界で、学校の同級生にSNSで個人情報を漏洩された例もあるそうです」

 前出の芸能プロ幹部はこうも言う。

「山口さんのことではありませんけど、ライブ配信サービスでは、チャットで一般サラリーマンの月給以上を荒稼ぎするアイドルもいて、問題になっています。アイドルチャット依存症になり、多重債務を抱えてしまうファンもファンですが、羨望の的だった時代のアイドルと今のアイドルは違い、恨みを買ってしまう娘も少なくないのです」

 地方ゆえのジレンマの中で苦しむアイドルは少なくない。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  2. 2

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  3. 3

    生田絵梨花は中学校まで文京区の公立で学び、東京音大付属に進学 高3で乃木坂46を一時活動休止の背景

  4. 4

    早瀬ノエルに鎮西寿々歌が相次ぎダウン…FRUITS ZIPPERも迎えてしまった超多忙アイドルの“通過儀礼”

  5. 5

    2025年ドラマベスト3 「人生の時間」の使い方を問いかけるこの3作

  1. 6

    未成年の少女を複数回自宅に呼び出していたSKY-HIの「年内活動辞退」に疑問噴出…「1週間もない」と関係者批判

  2. 7

    佳子さま“ギリシャフィーバー”束の間「婚約内定近し」の噂…スクープ合戦の火ブタが切られた

  3. 8

    「五十年目の俺たちの旅」最新映画が公開 “オメダ“役の田中健を直撃 「これで終わってもいいと思えるくらいの作品」

  4. 9

    池松壮亮&河合優実「業界一多忙カップル」ついにゴールインへ…交際発覚から2年半で“唯一の不安”も払拭か

  5. 10

    2025年は邦画の当たり年 主演クラスの俳優が「脇役」に回ることが映画界に活気を与えている

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本ハムが新庄監督の権限剥奪 フロント主導に逆戻りで有原航平・西川遥輝の獲得にも沈黙中

  2. 2

    白鵬のつくづくトホホな短慮ぶり 相撲協会は本気で「宮城野部屋再興」を考えていた 

  3. 3

    DeNA三浦監督まさかの退団劇の舞台裏 フロントの現場介入にウンザリ、「よく5年も我慢」の声

  4. 4

    藤川阪神の日本シリーズ敗戦の内幕 「こんなチームでは勝てませんよ!」会議室で怒声が響いた

  5. 5

    佳子さま“ギリシャフィーバー”束の間「婚約内定近し」の噂…スクープ合戦の火ブタが切られた

  1. 6

    半世紀前のこの国で夢のような音楽が本当につくられていた

  2. 7

    生田絵梨花は中学校まで文京区の公立で学び、東京音大付属に進学 高3で乃木坂46を一時活動休止の背景

  3. 8

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  4. 9

    田原俊彦「姉妹は塾なし」…苦しい家計を母が支えて山梨県立甲府工業高校土木科を無事卒業

  5. 10

    プロスカウトも把握 高校球界で横行するサイン盗みの実情