実はお手本が 嵐の活動休止会見「1.27夜」だった3つの理由

公開日: 更新日:

 もうひとつの理由について、芸能プロ関係者はこう話す。

「27日までずれ込んだのはギリギリまでジャニーズ事務所がメンバーに対し決心を翻意させようと話し合いを続けていたからです。だが、メンバー、特に大野の意志はダイヤモンド以上に固かった。最終的には事務所退所という最悪の事態になる可能性も出てきた。そうなれば活動休止ではなく、解散になってしまう。SMAPの二の舞いです。それだけは避けるべく、渋々、休止を認めたんです。一連の大人の事情からタイムリミットは27日だったわけです」

■“閉店セール”開催の絶妙のタイミング

 3つ目は昨年、芸能界を引退した安室奈美恵の「引退商法」をお手本にしたからだという。

「“嵐の活動休止商戦”は1000億円市場になるともいわれている。今後はCD販売やコンサートなどを仕掛けていく。もともと全国32公演のドームツアーが組まれていたが、そのチケットの受け付け開始が会見翌日の28日だった。チケットはファンクラブに入らないと購入できないので、活動休止報道を受け、ファンクラブの会員数を1日にして一気に10万人以上激増させることに成功したのです」(事情通)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 2

    農水省ゴリ押し「おこめ券」は完全失速…鈴木農相も「食料品全般に使える」とコメ高騰対策から逸脱の本末転倒

  3. 3

    TBS「ザ・ロイヤルファミリー」はロケ地巡礼も大盛り上がり

  4. 4

    維新の政権しがみつき戦略は破綻確実…定数削減を「改革のセンターピン」とイキった吉村代表ダサすぎる発言後退

  5. 5

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  1. 6

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  2. 7

    粗品「THE W」での“爆弾発言”が物議…「1秒も面白くなかった」「レベルの低い大会だった」「間違ったお笑い」

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  5. 10

    巨人阿部監督の“育成放棄宣言”に選手とファン絶望…ベテラン偏重、補強優先はもうウンザリ