碓井広義
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碓井広義上智大学教授(メディア文化論)

1955年長野県生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒業。千葉商科大学大学院政策研究科博士課程修了。博士(政策研究)。81年テレビマンユニオンに参加。以後20年、ドキュメンタリーやドラマの制作を行う。代表作に「人間ドキュメント 夏目雅子物語」など。慶應義塾大学助教授、東京工科大学教授を経て現在、上智大学文学部新聞学科教授。専門は放送を軸としたメディア文化論。著書に「テレビの教科書」ほか。

テレ東「デザイナー渋井直人の休日」で輝く光石研の真骨頂

公開日: 更新日:

 今期もテレビ東京の深夜ドラマが絶好調だ。「フルーツ宅配便」「日本ボロ宿紀行」、そしてこの「デザイナー渋井直人の休日」である。

 主人公の渋井(光石研)は52歳の独身。音楽を聴くのはレコードで、外出時にはダッフルコートがお決まり。仕事はできるし、おしゃれだし、心優しい中年おじさんだ。

 美術系を含むサブカルにもくわしくて、自分が好きなものには強いこだわりを持っている。女性に対しては意欲も野心もあるけれど、あまりモテない。そんな渋井の楽しくも、ちょっとほろ苦い日常が描かれていく。

 インスタで知り合った女性(内田理央)とのデートは店がどこも満員で、ホテルのレストランに誘ったつもりが誤解されて決裂。昔なじみのスタイリスト(臼田あさ美)に呼び出されていい気分になっていたら、実は不倫相手と別れた直後で癒やしを求めていただけだった。

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