田中律子はフリーに “バラドルの時代”平成とともに去りぬ

公開日: 更新日:

 タレント田中律子(47)が35年所属した芸能事務所「ボックスコーポレーション」からの独立を発表した。「新たな気持ちで共に過ごして来た現在のマネージャーと力を合わせ、更に、精進していく所存です」とSNSでコメントし、今後は現マネジャーとともに活動していくという。

 昨今は女子アナがテレビ局から独立しフリーになるパターンが続いているが、タレントも所属の芸能プロからの独立が時流なのだろうか。スポーツ紙芸能記者が言う。

「ボックスからは、石田ゆり子さんが妹のひかりさんと共に独立し、設立した個人事務所で社長兼タレントとして成功されています。キャリアを積み、実力も世間の知名度も十分あれば、ご自分でやってみたい。もちろんリスクはあるでしょうけど、うまく軌道に乗せれば、ギャラは丸ごと自分たちのところに入ってくるし、やりたいことをやれる。田中もそうした背中を見ているのでしょうし、待ち、ではなく、攻めの姿勢では」

 田中は歌に女優にエッセーにと幅広く活躍してきた。90年代にはTBS系「王様のブランチ」の女性初の司会を務め、森口博子(50)、井森美幸(50)、松本明子(52)、山瀬まみ(49)らとともにバラドルと呼ばれたことも。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 2

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  3. 3

    FNS歌謡祭“アイドルフェス化”の是非…FRUITS ZIPPER、CANDY TUNE登場も「特別感」はナゼなくなった?

  4. 4

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  5. 5

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋

  1. 6

    兵庫県・斎藤元彦知事らを待ち受ける検察審の壁…嫌疑不十分で不起訴も「一件落着」にはまだ早い

  2. 7

    カズレーザーは埼玉県立熊谷高校、二階堂ふみは都立八潮高校からそれぞれ同志社と慶応に進学

  3. 8

    日本の刑事裁判では被告人の尊厳が守られていない

  4. 9

    1試合で「勝利」と「セーブ」を同時達成 プロ野球でたった1度きり、永遠に破られない怪記録

  5. 10

    加速する「黒字リストラ」…早期・希望退職6年ぶり高水準、人手不足でも関係なし