発表1時間で「令和」爆速リリース 元号商法は金爆独り勝ち

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 ビジュアル系エアバンドのゴールデンボンバー(略称=金爆)が1日の新元号発表から1時間後にシングル「令和」をリリースし話題になっている。翌日の昼時点で公式YouTubeで140万回再生、その後も再生回数は爆発的に伸びている。

■GLAYですら影薄く

 ボーカルの鬼龍院翔(34)は「メジャーレーベルじゃないからフットワークも軽く動ける」とコメント。喜矢武豊(34)による菅官房長官コスプレなど準備万端で、午前11時41分の発表から1分後にはプロモーションビデオ撮影を開始。同時に制作過程もライブ配信した。SNS上では「令和って正直しっくりこなかったけど、金爆のおかげでもう親しみを感じている」と高評価。GLAYも新元号を入れたツアータイトルと26日に新曲「元号」をリリースすることを発表したものの、インパクトは薄く、芸能界の“改元商法”は金爆の独り勝ちとなった。芸能リポーターの川内天子氏はこう言う。

「ライブ配信、MV制作、明るい楽曲とどれをとっても完璧。元号発表後、ネット上にDJやバンドのキュウソネコカミなど元号関連のリリースはありましたが、ツメが甘かった。あのマツコさんでさえ、元号にふれることに恐る恐るだったのに、真正面からポジティブにとらえ、瞬時に元号に親しみを持たせた商才は他に追随を許さない。今までは『女々しくて』だけの一発屋といじられていましたが、『令和』で紅白出場もありうると思います」

 ―令和 次の世界は何が起きるだろう?―と歌う鬼龍院に紅白出場が見えてきたか。

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