令和元年だから“R1” 新元号で明治のヨーグルトが売れる?
新元号が「令和」に決まり、にわかに注目を集めているのが、明治プロビオヨーグルトR-1。大森南朋と吉田沙保里のCMでお馴染みのヨーグルトだ。
なぜかと言えば、平成元年はアルファベット表記でH1、令和元年なら「R1」というわけ。いかにも“追い風”になりそうな話題で、さぞ明治の社内も活気づいているだろうと思い、さっそく電話で取材を試みた。
「ありがとうございます。でも、表記はRなんですかね、Lなんですかね?」(明治広報担当者)
Rのような気もするが、「外国人にとってみればRなのかLなのか分かりにくい。そこをあえて選ぶかな、とは思いましたね」(外資系証券マン)。念のため内閣官房に尋ねてみたら、「Rで結構です」(担当者)と即答だった。
逆に「L1」にとってはちょっとガッカリで、ちなみにスピーカーで有名な音響機器メーカーBOSEには「L1」という製品がある。
それはさておき、明治の話。
「(新元号の)発表直後は新しい時代になるということで、期待を持って受け止めていました。代表商品のひとつであるR1ということになったのは驚きもありつつ、うれしい気持ちです。これからもR-1をはじめ、多くのお客さまの健康に貢献していきたいと思っています」(前出の広報担当者)
そもそもR-1という商品名は、使用している乳酸菌の名前に由来している。
決まったばかりで売り上げうんぬんについてはこれから先の話だが、いずれにせよ、明治はラッキーか。