「有吉が悪い」で事務所は辞めず…山田邦子につけるクスリ

公開日: 更新日:

「有吉が悪いのよ」と山田邦子(58)は言った。所属の太田プロダクションとの関係悪化をにおわせ、独立かどうかで注目される中で先日行われた芸能生活40周年記念公演「山田邦子の門」の発表会見。

「社長といろいろ話し合っていて、いいようにやってくれるということなので」と、すぐの独立を否定しつつ、「大したことじゃなかったの。有吉がラジオかなんかで『辞める』なんて言うから、大変なことになっちゃって」と事務所の後輩のデマによって騒動になったのだと訴えた。

 しかしながら、「本当にそうでしょうか」と、山田を知る芸能関係者はこう言う。

「邦子さんの太田プロへの不満は昨日今日のことではありません。先月の歌舞伎座『杵屋勝之邦』襲名公演に事務所スタッフが誰ひとり来なかったとブログで訴えていましたけど、もう20年近く、そういうような状況が続いていました」

 舞台関係者の間では、こんな目撃証言も。

「太田プロのほぼ同期の仲間で、80年代の人気ドラマ『翔んだカップル』などで売れていた芦川誠さん率いる演劇集団の数年前の舞台に、邦子さんがゲスト出演され、前説までされたときのこと。稽古から本番まで、太田プロの関係者は誰ひとり姿を見せることがなかった。邦子さんは他の共演者やスタッフとならび、普通の食堂で食事をしたりしていたんです。今思い返してみると、『テレビ界のクイーン』とまでいわれた邦子さんは内心、悔しさや怒りを抱えていたのかも知れません」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  2. 2

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  3. 3

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  4. 4

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    中日からFA宣言した交渉の一部始終 2001年オフは「残留」と「移籍」で揺れる毎日を過ごした

  2. 7

    有本香さんは「ロボット」 どんな話題でも時間通りに話をまとめてキッチリ終わらせる

  3. 8

    巨人は国内助っ人から見向きもされない球団に 天敵デュプランティエさえDeNA入り決定的

  4. 9

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  5. 10

    佐藤輝明はWBC落選か? 大谷ジャパン30人は空前絶後の大混戦「沢村賞右腕・伊藤大海も保証なし」