著者のコラム一覧
三遊亭鬼丸落語家

昭和47(1972)年生まれ。長野県上田市出身。平成9年、三遊亭円歌に入門。前座名は「歌ご」。平成12年、二つ目に昇進し「きん歌」に改名。平成22年、「三遊亭鬼丸」襲名で真打ち昇進。NACK5「ゴゴモンズ」メインパーソナリティー。

東京出身の芸人に憧れ…地方出身の落語家は苦労する?

公開日: 更新日:

 じゃあ地方出身者は苦労するかって? いえいえ、田舎者は田舎者で必死に頑張りますよ。なんたって一旗揚げなきゃ故郷に帰れない覚悟ですからね。あと、東京出身よりもアドバンテージも。例えば出身地が落語になじみがなければ開拓者としてその土地の落語文化を一手に引き受けたり、その土地の方言で落語をやって喜ばれたり。あと、真打ちになるときも市町村自治体をあげて祝ってくれるのは地方ならでは。だから恵まれてるのは意外と地方出身芸人かも。

 さて私はというと二つ目時代は出身の信州上田にずいぶん助けられました。今は埼玉県のさいたま市に住んでるおかげで埼玉関係の仕事が多数。吉本興業がやる前から「住みます芸人」を実践してる感じです。だからこそ東京出身の芸人に対して私はいつも憧れがあるんですよね。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  2. 2

    「対外試合禁止期間」に見直しの声があっても、私は気に入っているんです

  3. 3

    箱根駅伝3連覇へ私が「手応え十分」と言える理由…青学大駅伝部の走りに期待して下さい!

  4. 4

    「べらぼう」大河歴代ワースト2位ほぼ確定も…蔦重演じ切った横浜流星には“その後”というジンクスあり

  5. 5

    100均のブロッコリーキーチャームが完売 「ラウール売れ」の愛らしさと審美眼

  1. 6

    「台湾有事」発言から1カ月、中国軍機が空自機にレーダー照射…高市首相の“場当たり”に外交・防衛官僚が苦悶

  2. 7

    高市首相の台湾有事発言は意図的だった? 元経産官僚が1年以上前に指摘「恐ろしい予言」がSNSで話題

  3. 8

    AKB48が紅白で復活!“神7”不動人気の裏で気になる「まゆゆ」の行方…体調は回復したのか?

  4. 9

    大谷翔平も目を丸くした超豪華キャンプ施設の全貌…村上、岡本、今井にブルージェイズ入りのススメ

  5. 10

    高市政権の「極右化」止まらず…維新が参政党に急接近、さらなる右旋回の“ブースト役”に