著者のコラム一覧
てれびのスキマ 戸部田誠ライタ―

1978年生まれのテレビっ子ライター。最新著「王者の挑戦『少年ジャンプ+』の10年戦記」(集英社)、伝説のテレビ演出家・菅原正豊氏が初めて明かした番組制作の裏側と哲学をまとめた著者構成の「『深夜』の美学」(大和書房)が、それぞれ絶賛発売中!

かまいたち・山内 しくじり上等の大ボケがブレイクへの道

公開日: 更新日:

「こないだ『しくじり先生』のオファーが来たんですよ」(かまいたち・山内/TBS「水曜日のダウンタウン」7月17日放送)

「キングオブコント2017」(TBS)の王者であるばかりではなく、「M―1グランプリ」(テレビ朝日)のファイナリストでもある「かまいたち」。他にも数々の賞レースで優勝。「ロケ最強芸人決定戦 外王」(フジテレビ)では2連覇も飾っている。

 いよいよ、昨年4月からは本格的に東京進出。まさにこれから全国的大ブレークが期待されるコンビだ。そんな中、「あの人は今?」的な番組からオファーが来たら、どんな反応をするかという検証ドッキリ企画が行われた。その際にボケ担当の山内健司(38)が放ったまさかの一言が今週の言葉だ。

 テレビ朝日の「しくじり先生 俺みたいになるな!!」は、大きな「しくじり」をした人に人生の教訓を学ぼうという番組。「これから」という2人にそんな番組からドッキリでなく、実際に出演依頼が来ていたというのだ。

 山内は吉本の養成所NSCの最初のネタ見せの時から、しくじった。講師からNSCにいる間は「下ネタ、CMネタ、身内ネタ、時事ネタ、パクリネタ」を禁止されたが、山内はそれをすべて盛り込んだネタを作ってしまった。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    農水省「おこめ券」説明会のトンデモ全容 所管外の問い合わせに官僚疲弊、鈴木農相は逃げの一手

  2. 2

    早瀬ノエルに鎮西寿々歌が相次ぎダウン…FRUITS ZIPPERも迎えてしまった超多忙アイドルの“通過儀礼”

  3. 3

    2025年ドラマベスト3 「人生の時間」の使い方を問いかけるこの3作

  4. 4

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  5. 5

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  1. 6

    大炎上中の維新「国保逃れ」を猪瀬直樹議員まさかの“絶賛” 政界関係者が激怒!

  2. 7

    池松壮亮&河合優実「業界一多忙カップル」ついにゴールインへ…交際発覚から2年半で“唯一の不安”も払拭か

  3. 8

    維新の「終わりの始まり」…自民批判できず党勢拡大も困難で薄れる存在意義 吉村&藤田の二頭政治いつまで?

  4. 9

    日本相撲協会・八角理事長に聞く 貴景勝はなぜ横綱になれない? 貴乃花の元弟子だから?

  5. 10

    SKY-HI「未成年アイドルを深夜に呼び出し」報道の波紋 “芸能界を健全に”の崇高理念が完全ブーメラン