元アイドル歌手山本智美さん 金沢で社長兼ラウンジママに

公開日: 更新日:

 1991年、歌手デビュー。抜群の歌唱力とキュートな笑顔で大いに期待された。だが、いつの間にかフェードアウト。日本テレビ音楽祭新人賞受賞アイドルだった山本智美さん(47)だ。さて、今どうしているのだろうか?

  ◇  ◇  ◇

「いらっしゃいませ。おひとりさま? カウンターへどうぞ」

 北陸の古都・金沢。ネオン街・片町の飲食店ビル4階のラウンジ「DAN(ダン)」へ行くと、山本さんご本人がニコヤカに迎えてくれた。

「昨年12月3日にオープンしたんです。DANの由来は『暖炉』『談話』『団結』など、あたたかいイメージを持つ言葉の頭の“ダン”を取りました。ロゴもそれに合わせてイメージカラーのオレンジ色。温かくアットホームなお店を目指しています」

 10坪ほどの店内は、カウンター9席にボックスが10席。ブラウン系の内装で落ち着いた雰囲気だ。ウイスキーやブランデーなどが飲み放題になるお得なセットは90分7000円(税別)。人気占い師を呼んだりディスコ&コスプレナイトを催しており、イベント目当ての常連さんも多い。

 もちろん、リクエストすれば山本さんが歌ってくれてデュエットもOK!

「もうひとつ特徴といえば、スタッフは地元で活躍中のモデルや女優、ミュージシャンばかり。というのも、8年前に芸能事務所『BABY☆HIPS(ベイビーヒップス)』を設立。地元メディアの番組やイベント、企業広告、舞台などのキャスティングをしているんです」

 事務所の登録者数は赤ちゃんからシルバーエージまで約300人。普段は芸能とは別の仕事をしている人が多く、バラエティー豊かな人材が揃っている。

「10月27日に開催された金沢マラソン2019でも、ランナーを応援するステージにキッズグループの女の子4人が参加しました」

 その一方、12年から歌手活動を再開。市内で定期ライブを行っているほか、年に数回、東京・銀座のジャズバーで歌うこともある。

「マグロと同じでジッとしてるのがダメなんです。いつも次のことを考えて行動するのが私のストレス発散法ですね。フフフ」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 2

    農水省ゴリ押し「おこめ券」は完全失速…鈴木農相も「食料品全般に使える」とコメ高騰対策から逸脱の本末転倒

  3. 3

    TBS「ザ・ロイヤルファミリー」はロケ地巡礼も大盛り上がり

  4. 4

    維新の政権しがみつき戦略は破綻確実…定数削減を「改革のセンターピン」とイキった吉村代表ダサすぎる発言後退

  5. 5

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  1. 6

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  2. 7

    粗品「THE W」での“爆弾発言”が物議…「1秒も面白くなかった」「レベルの低い大会だった」「間違ったお笑い」

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  5. 10

    巨人阿部監督の“育成放棄宣言”に選手とファン絶望…ベテラン偏重、補強優先はもうウンザリ