かが屋「キングオブコント」で優勝してタクシーに乗りたい

公開日: 更新日:

 今年、秋の「キングオブコント2019」(TBS系)決勝に現れた、20代のコンビ「かが屋」。短髪の加賀と長髪の賀屋と、似た名前だが、見た目はまるで異なる。しかし、出会った場所は同じバイト先。経歴も全く違って……。

  ◇  ◇  ◇

加賀(左) 岡山で、お笑い好きの友達から大阪のNSC(よしもとの養成所)に誘われて。僕としては、一緒に入ってコンビを組むつもりで住む部屋も決めたのに、直前で「やっぱりやめる」と友達に言われ、「は?」となりました。でも、NSCにはお金を振り込んでるし、一人で引っ越して、「俺、何やってんだろう?」と。結局は1年間で辞めてしまい、上京しました。

賀屋(右) 相方が東京でバイトすることになったコンビニに、僕は前からいたんです。大学行くために上京していて。両親ともに先生でしたから「僕も教師になるのかなぁ」と思っていたのですが、部屋では好きなお笑いのDVDばかり見ていました。そんな時期に、相方になる加賀くんがバイトに入ってきた。

加賀 僕が朝のシフトで、賀屋が夜。だから、お互い顔を合わせることがなかった。僕が店長に「お笑い志望です」と話したら、店長が夜のシフトの賀屋に「朝のバイトにお笑いやりたい人がいる」と話してくれた。すると賀屋が「僕もお笑いやりたい」と話して、それを店長が僕に伝えてくれた。賀屋が「バナナマンが好き」という話も伝えてくれて、本人とは会わずに店長を介して情報交換した時期が数カ月続きました(笑い)。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  2. 2

    生田絵梨花は中学校まで文京区の公立で学び、東京音大付属に進学 高3で乃木坂46を一時活動休止の背景

  3. 3

    未成年の少女を複数回自宅に呼び出していたSKY-HIの「年内活動辞退」に疑問噴出…「1週間もない」と関係者批判

  4. 4

    2025年ドラマベスト3 「人生の時間」の使い方を問いかけるこの3作

  5. 5

    2025年は邦画の当たり年 主演クラスの俳優が「脇役」に回ることが映画界に活気を与えている

  1. 6

    真木よう子「第2子出産」祝福ムードに水を差す…中島裕翔「熱愛報道」の微妙すぎるタイミング

  2. 7

    M-1新王者「たくろう」がネタにした出身大学が注目度爆上がりのワケ…寛容でユーモラスな学長に著名な卒業生ズラリ

  3. 8

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  4. 9

    高市政権の積極財政は「無責任な放漫財政」過去最大122兆円予算案も長期金利上昇で国債利払い爆増

  5. 10

    農水省「おこめ券」説明会のトンデモ全容 所管外の問い合わせに官僚疲弊、鈴木農相は逃げの一手