音楽活動できない事務所の状況は長瀬智也とって監獄だった

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 もちろん熱量は音楽だけではなく、TOKIOそのものにもある。結成10周年を経たタイミングで「いろんな分野で世界中探してみてもここまでやるバンドって他にない」と誇りをのぞかせ、「(5人で一生続けていくことが)一番の理想だし、みんなが一番望んでいること」(※5)とその先の5人での未来を信じていた。

 そして山口達也についてはこう語っていた。「すごく憧れるんですよね。絶対グループに1人はいなくちゃならない存在。その役割はたぶん他の4人じゃできないと思う」(※5)。

 その“絶対”が崩れてしまった今、長瀬にジャニーズに残ってもらうためには「山口達也をTOKIOに戻す」しか道はないのかもしれない。

(※1)「音楽と人」2017年1月号
(※2)「音楽と人」2015年12月号
(※3)「日経エンタテインメント!」2016年3月号
(※4)TOKYO FM「木村拓哉Flow」2019年2月3日
(※5)「SWITCH」2006年2月号

▽霜田明寛(しもだ・あきひろ)1985年、東京都生まれ。早稲田大学卒。ウェブマガジン「チェリー」編集長。ジャニーズJr.オーディションを受けたこともある「ジャニヲタ男子」。著書に「ジャニーズは努力が9割」(新潮社)などがある。

【連載】証言から読み解くジャニーズの本音と建前

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