著者のコラム一覧
ダンカンお笑いタレント・俳優・放送作家・脚本家

本名・飯塚実。1959年、埼玉県毛呂山町生まれ。落語家を目指し立川談志に弟子入り。「立川談かん」として活動した後、たけし軍団入り。お笑いタレント、俳優、放送作家、脚本家と多才で、現在はTAPの専務取締役。

空き家の実家からベトナム人が…俺って“もってる男”なの?

公開日: 更新日:

「アパートに風呂がなくて夜中にコッソリ前の川でパンツ一丁で体を洗ってたら、町内にカッパ伝説が誕生したんすよ」「もってるじゃないのー!!」や、「実は俺の母親フィリピン人でいまだに日本語うまくしゃべれないんですよ」「ま、この世界には親が外国人、結構いるよね(と、このくらいだと羨ましがられない)」「で、父親は日本人なんですが、昨年の秋に脳梗塞やって体は大丈夫なんですが、言葉がまともにしゃべれなくて……だから我が家は地球じゃないみたいな会話が飛びかってるんですよ」「もってやがるねー! もう超エリート!! ウラヤマシ過ぎー!!」

 そんな中、ひとりジッと黙っているY君……我々が困っているエピソードを要求しても、「ないですよ」「ありません」のなしの一手、それでもなお、厳しく問い詰めたら、ボソボソと語り始めたのです。

「実は他で言わないでくださいよ、僕の父親、今、全国指名手配で逃走してるんです……」

「シーン」

 さすがのお笑い芸人たちもこれに対しては「もってる」の言葉を発せなかったのでした……。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  2. 2

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  3. 3

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  4. 4

    片山さつき財務相の居直り開催を逆手に…高市首相「大臣規範」見直しで“パーティー解禁”の支離滅裂

  5. 5

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  1. 6

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  2. 7

    森田望智は苦節15年の苦労人 “ワキ毛の女王”経てブレーク…アラサーで「朝ドラ女優」抜擢のワケ

  3. 8

    臨時国会きょう閉会…維新「改革のセンターピン」定数削減頓挫、連立の“絶対条件”総崩れで手柄ゼロ

  4. 9

    阪神・佐藤輝明をドジャースが「囲い込み」か…山本由伸や朗希と関係深い広告代理店の影も見え隠れ

  5. 10

    阪神・才木浩人が今オフメジャー行きに球団「NO」で…佐藤輝明の来オフ米挑戦に大きな暗雲