ギターの神様エディ・ヴァン・ヘイレンさんを偲ぶ声やまず
「誰にも輝かしい青春がある。グロリアスデイズ……ずっと胸に抱いて、最期の日まで笑顔で戦おう」などと、布袋寅泰(58)はSNSでその死を悼んだ。咽頭がんのため65歳で亡くなった米ハードロックバンド「ヴァン・ヘイレン」のギタリスト、エディ・ヴァン・ヘイレンさんの訃報を受け、日本のミュージシャンたちにも悲しみの輪が広がっている。大手音楽制作会社「ビーイング」元副社長で、BOØWYや氷室京介、LINDBERGなどを担当した音楽プロデューサー月光恵亮氏(68)はこう言う。
「僕の80年代のギターヒーローは圧倒的にエディでした。その頃何度となくLAで彼に出会う機会があり、一番印象深かったのはハリウッドブルーバードにあるギターセンターでのこと。彼はそのお店の中で手当たり次第にギターを取り上げ、ジャックを突っ込み次々と弾き始めた。弘法筆を選ばずと言いますが、さすがにすごい。どれで弾いてもヴァン・ヘイレンのサウンドで、すさまじいものがありました」
和製エディ・ヴァン・ヘイレンの異名もあるギタリストの福田洋也は「あのプレーをもう生で見ることができないと思うと悲し過ぎる」とし、80年代にハードロックバンドBRONXで活躍した下田カツヒコは「ロックギターの開拓者ジミ・ヘンドリックスを継ぐ存在でした」とコメントした。