著者のコラム一覧
桧山珠美コラムニスト

大阪府大阪市生まれ。出版社、編集プロダクションを経て、フリーライターに。現在はTVコラムニストとして、ラジオ・テレビを中心としたコラムを執筆。放送批評誌「GALAC」に「今月のダラクシー賞」を長期連載中。

近江アナ、阿川佐和子…3月でテレビから消える人を惜しむ

公開日: 更新日:

「あさイチ」の近江友里恵が3月でNHKを退局する。いかにもできるオンナ風ではなく、ほんわかとしつつ、キッチリ仕事をこなす得難いキャラで、華丸・大吉ともいいトリオだった。残念。

 昨年9月、突如、髪をバッサリ。セミロングからショートにイメチェンしたが、あの時に退局を決意したのか。「ブラタモリ」以来のファンとしてはテレビからいなくなるのは寂しい限り。

「俺の家の話」(TBS系)のTOKIO長瀬智也も4月にジャニーズ事務所を退所し、裏方になる。これが最後かと思うとドラマを見ながらしんみりする。

阿川佐和子黒柳徹子の後継者だったのに

 阿川佐和子「サワコの朝」(同)も終了。番組スタートから10年。黒柳徹子の後継者は阿川しかいないと思っていたら本家「徹子の部屋」より先に終了とは。トーク番組ほどコスパのいいものはなく、同じセット、新番組の番宣や映画・舞台などの告知を絡めゲストに困ることなし、意外な大物が出演することも。しかも、映像は貴重なアーカイブとして未来永劫受け継がれ、出演者の訃報では生前の映像として使い回すこともできる。

 テレビ朝日など在りし日の映像は、ほぼほぼ「徹子の部屋」出演時のものだったりするわけで、メリットだらけなのに、なぜ終わるのか。謎だ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志氏はパチプロ時代の正義感どこへ…兵庫県知事選を巡る公選法違反疑惑で“キワモノ”扱い

  2. 2

    タラレバ吉高の髪型人気で…“永野ヘア女子”急増の珍現象

  3. 3

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 4

    中山美穂さんの死を悼む声続々…ワインをこよなく愛し培われた“酒人脈” 隣席パーティーに“飛び入り参加”も

  5. 5

    《#兵庫県恥ずかしい》斎藤元彦知事を巡り地方議員らが出しゃばり…本人不在の"暴走"に県民うんざり

  1. 6

    シーズン中“2度目の現役ドラフト”実施に現実味…トライアウトは形骸化し今年限りで廃止案

  2. 7

    兵庫県・斎藤元彦知事を待つ12.25百条委…「パー券押し売り」疑惑と「情報漏洩」問題でいよいよ窮地に

  3. 8

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 9

    大量にスタッフ辞め…長渕剛「10万人富士山ライブ」の後始末

  5. 10

    立花孝志氏の立件あるか?兵庫県知事選での斎藤元彦氏応援は「公選法違反の恐れアリ」と総務相答弁