著者のコラム一覧
本多正識漫才作家

1958年、大阪府生まれ。漫才作家。オール阪神・巨人の漫才台本をはじめ、テレビ、ラジオ、新喜劇などの台本を執筆。また吉本NSCの名物講師で、1万人以上の芸人志望生を指導。「素顔の岡村隆史」(ヨシモトブックス)、「笑おうね生きようね いじめられ体験乗り越えて」(小学館)などの著書がある。新著「1秒で答えをつくる力──お笑い芸人が学ぶ『切り返し』のプロになる48の技術」(ダイヤモンド社)が発売中。

アンガールズは「東京の方がいいよ」の社交辞令を信じ上京

公開日: 更新日:

 数年後「おしゃれカンケイ」(日本テレビ系)からNSCの事務所に「アンガールズさんを芸能界へ導いてくれた恩人ということで取材をお願いしたい」という連絡がありました。人気急上昇で知名度も抜群だったアンガールズでしたが、私には全く接点が見つけられず「もうおひとり、本田さんという先輩の作家さんがいらっしゃるのでそちらじゃないでしょうか?」と伝えました。

 1週間後、また連絡があり「阪神巨人さんの台本を書いてらして、NSCの講師をされてる本多先生に間違いないということなんですが……」。それでも記憶がないので「私には違いないと思いますが、記憶がないんです」と返すと、そこで初めて「オーディションイベントで広島へ行かれたことはないでしょうか?」「あります、あります」「その時、大学生にプロになるなら東京へ行った方がいいと言われた?」「言いました言いました」「その時の2人がアンガールズなんです」と言われて、初めて話の線がつながり納得。

■まさか本当に東京へ行くとは…

 本当に東京へ行くとは考えもしなかったので、けっこうな衝撃でした。番組自体はスケジュールが合わず、取材を受けられませんでしたが、後日、私が構成していたトミーズの番組にゲストで来てくれて、再会を果たしました。

「まさか、ほんまに東京へ行くとは思わんかったわ」「先生が、行くなら東京って言われたから信じて行きましたよ!」

 まさか、そのまま信じて東京に行くとは……いや~売れてくれてホントに良かった。以来、“アドバイス”には注意をしています。

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