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児玉愛子韓国コラムニスト

韓流エンタメ誌、ガイドブックなどの企画、取材、執筆を行う韓国ウオッチャー。新聞や雑誌、Webサイトで韓国映画を紹介するほか、日韓関係についてのコラムを寄稿。Webマガジン「オトナの毎日」でイラストエッセー【毎日がエンタメ】を連載中。

今年も米アカデミー賞を席巻?米国移住者描いた作品に注目

公開日: 更新日:

 韓国といえば反日のイメージが強い。2019年にも、日本の輸出規制強化に抗議するデモや集会が開かれた。もっとも規模でいえば、過去の反米デモの方がはるかに大きい。02年は米軍の装甲車にひかれて亡くなった女子中学生を追悼。08年には狂牛病で輸入禁止だった米国産牛肉を政府が解禁し、ロウソクデモには100万人もの国民が参加したといわれる。

 とはいえ、半世紀前には反米どころかアメリカン・ドリームを夢見て米国に渡る韓国人が多かった。特に70~80年代にかけては年間3万人もの韓国人が米国に移住したという。

 今年の米アカデミー賞では、アメリカに移住した韓国人一家を描いた作品が注目されている。タイトルは「ミナリ」。韓国映画ではないが、演出と脚本を手掛けたのは韓国系アメリカ人のリー・アイザック・チョン監督。主要キャストも韓国でおなじみの俳優陣で、セリフの大半が韓国語。

 アメリカ映画なのに韓国では自国の映画のように受け止められている。中でも“韓国のおばあちゃん”役を熱演したベテラン女優ユン・ヨジョンが助演女優賞の最有力候補となり、韓国では第2の「パラサイト」のように期待されている。

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