著者のコラム一覧
てれびのスキマ 戸部田誠ライタ―

1978年生まれのテレビっ子ライター。最新著「王者の挑戦『少年ジャンプ+』の10年戦記」(集英社)、伝説のテレビ演出家・菅原正豊氏が初めて明かした番組制作の裏側と哲学をまとめた著者構成の「『深夜』の美学」(大和書房)が、それぞれ絶賛発売中!

山本舞香の心はヤンキー 負の印象を気にせず貫く自分らしさ

公開日: 更新日:

 そんな山本も仕事のために上京したばかりの頃は思い悩んでいた。「自分がやりたいことのために東京に来ているんだから家族に甘えちゃだめだ」と考えていたが、16、17歳の頃は寂しさや周囲の大人への不満や不安から、「やめたい」「帰りたい」と何度も家族に訴えるようになってしまっていた(朝日新聞社「朝日新聞デジタル&M」19年7月16日)。

 一時は、事務所の社長に仕事を辞めて「キャバ嬢になりたい」と言ったこともあるという。「大人の人を楽しませる、癒やしを与える職業もすてき」だと思っていたからだ(フジテレビ「TOKIOカケル」20年10月28日)。

 その頃の心境を彼女は「鳥取で自由に育ってきてる分、大人の人に縛られるっていうのが、耐えられなかったんですよね、その時期は」(同前)と回想する。だが、ある年の誕生日に事務所の社長夫婦から「舞香は舞香らしくしてればいいよ」と言われ、フッと肩の力が抜けて楽になった。

「それから、なにがあっても社長が優しく見守ってくれているという安心感もあって、マイペースでいられる」(東京カレンダー社「東京カレンダー」20年12月26日)という。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    横浜・村田監督が3年前のパワハラ騒動を語る「選手が『気にしないで行きましょう』と…」

  2. 2

    文春が報じた中居正広「性暴力」の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?

  3. 3

    大の里&豊昇龍は“金星の使者”…両横綱の体たらくで出費かさみ相撲協会は戦々恐々

  4. 4

    渡邊渚“初グラビア写真集”で「ひしゃげたバスト」大胆披露…評論家も思わず凝視

  5. 5

    5億円豪邸も…岡田准一は“マスオさん状態”になる可能性

  1. 6

    カミソリをのみ込んだようなのどの痛み…新型コロナ「ニンバス」感染拡大は“警戒感の薄れ”も要因と専門家

  2. 7

    萩生田光一氏に問われる「出処進退」のブーメラン…自民裏金事件で政策秘書が略式起訴「罰金30万円」

  3. 8

    さらなる地獄だったあの日々、痛みを訴えた脇の下のビー玉サイズのシコリをギュッと握りつぶされて…

  4. 9

    参政党・梅村みずほ議員の“怖すぎる”言論弾圧…「西麻布の母」名乗るX匿名アカに訴訟チラつかせ口封じ

  5. 10

    辻希美“2億円豪邸”お引っ越しで「ご近所トラブル」卒業 新居はすでに近隣ママの名所