芳根京子の転機とは…「かわいらしい」から“個性派”に進化

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 2日、芳根京子(24)が主演映画「Arcアーク」(25日公開)の完成報告会に出席。「あまりこういうことは言わないのですが、本当に気合が入っています」と、時折声を震わせながら気合をにじませた。芳根にとって今作は初主演した映画「物置のピアノ」以来、7年ぶりの単独主演作だから無理もない。

「残念ながら、『物置のピアノ』はほとんど話題になりませんでした。朝ドラ『べっぴんさん』のヒロインの印象が強くいまだにあれが芳根さんの代表作と思っている人も多い。今のような実力派女優として認知されるのに時間を要しました」(芸能ライター・弘世一紀氏)

 芳根は2013年に女優デビューすると、翌年にNHK朝ドラ「花子とアン」で主人公の親友の娘役を演じて注目を浴びた。15年は連続ドラマ「表参道高校合唱部!」(TBS系)で1000人のオーディションに勝ち抜き主役に抜擢され、16年下期の朝ドラ「べっぴんさん」で国民的女優となった。しかし、その後、主演した18年1月期の連ドラ「海月姫」(フジテレビ系)や19年7月期にヒロイン役を務めた「TWO WEEKS」(同)の視聴率が振るわず失速気味となる。

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