NHK「大富豪同心」女性ファン急増中!大河とは違うエンタメ時代劇なぜ支持される

公開日: 更新日:

 もともと、NHKのBS時代劇、土曜時代劇には傑作が多い。史実重視の大河ドラマに対して、こちらはエンターテインメントと割り切って、「赤ひげ」「大岡越前」「雲霧仁左衛門」などの本格から、「子連れ信兵衛」「立花登青春手控え」「そろばん侍 風の市兵衛」など市井もの、そして、この「大富豪同心」をはじめとする「アシガール」「幕末グルメ ブシメシ!」「明治開化 新十郎探偵帖」などコメディーと幅広い。

「基本的に45分の1話完結なのでストーリーは単純明快、お気軽にお楽しみくださいというつくりなのですが、次週も必ず見たくなる余韻を残すところはうまい。大河で使った大道具、小道具も使い回しているのでしょうか、セットもしっかり作り込んでありますしね。時代劇は中高年しか見ないと思われていますが、コメディーものは30、40代の女性ファンも多いんです。新型コロナ禍で、民放は制作費がかかる時代劇を作りたがらないなかで、NHKのこのシリーズは貴重です」(放送作家)

新川優愛のまつげが…

「大富豪同心」のお遊びのひとつがエンディング。竹島宏の「向かい風 純情」に乗って、レギュラー総出演でダンスというか、手拍子で踊る。これがまた軽妙で、歌舞伎の中村隼人は腰づかい、手ぶり、足運びもやはり本物で、ここでも楽しめる。曲の方も、「オリコン演歌・歌謡ランキング」で初登場1位というから、演歌ファンも見ているということか。

 新川優愛のまつげが、時代劇にしては長くて美しすぎるという声もあるらしいが、彼女はコーセーのマスカラのイメージキャラクター。そんなところをすぐいじるシャレがいいね。

(コラムニスト・海原かみな)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ベネズエラ戦惨敗は井端監督の「自業自得」…リリーフ崩壊は昨年末から始まっていた

  2. 2

    大谷も「勝てる要素のある試合」と悔いた 侍J最悪のWBC8強止まり…井端監督チグハグ采配の痛恨

  3. 3

    小栗旬がハリウッド“資本”映画で主演も… トラウマ級の英語力と「スター」への高い壁

  4. 4

    侍J選手を“殺した”井端監督の偏重起用、場当たり、塩漬け…こうして結束力に亀裂が生じた

  5. 5

    国立大学なら入学辞退率がゼロに近いはずだけど実態は? 有名私立と天秤にかけられる意外な大学

  1. 6

    「国宝」日本アカデミー賞10冠の陰で…森七菜“最優秀助演女優賞”逃した不運と無念

  2. 7

    侍Jを苦しめるNPB「選手ファースト」の嘘っぱち トレーナーの劣悪待遇に俳優・渡辺謙もビックリ?

  3. 8

    広瀬すず 映画賞受賞ラッシュでも残された大仕事「大河ドラマ出演」への“唯一のネック”

  4. 9

    「ガキ使」の没個性化が進む? 松本人志の“週替わりCM”で「本編」が希薄化の危機

  5. 10

    黄川田こども担当相の“ポンコツ答弁”が炸裂! 立憲・蓮舫氏との質疑で審議が3回も中断する醜悪