東京五輪テレビ中継は何もかもが前代未聞…盛り上げたいけどハシャげないジレンマ

公開日: 更新日:

 オリンピック放送はどこまで盛り上がっていいのかなあ――テレビ各局の困惑が目に見えるようである。国内世論、専門家の警告、海外メディアの皮肉を蹴散らして、東京オリンピック・パラリンピックは無理押し開催されるが、天皇も新型コロナ感染拡大を「ご懸念」していると拝察されるのに、能天気にはしゃげばヒンシュクを買う。とはいっても、世界最大イベントの何十年に1回の国内開催だ。テレビ局としては、親会社の新聞社は大会オフィシャルパートナーだし、視聴率のためにも、CM営業のためにも、とことん派手にやりたい。

NHK和久田麻由子桑子真帆日本テレビ有働由美子TBS安住紳一郎と、看板アナ・キャスターを投入して、どこも開局以来の五輪態勢を敷いています。ただ、始まってみたら国民はまるでシラけてた、なんてことになるんじゃないかと、内心はビクビクですがね」(テレビ雑誌編集デスク)

 世論調査で中止・延期が7割以上というのは、そもそも東京開催に関心が薄いということで、開会式をはさんだ4連休も、観光地はどこも予約でいっぱい。夏休みやレジャー優先で、オリンピック観戦は二の次というわけだ。そんななかで、テレビばかりが「ガンバレ日本!」と絶叫していたら浮きまくる。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    萩本欽一〈24〉相方の坂上二郎さんとは「遊ばない・食事しない・夢を語らない」を徹底した事情

  2. 2

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  3. 3

    NHK3年連続赤字で番組制作費82億円カット…タモリもダーウィンも華大も豊臣もピンチ!

  4. 4

    趣里が7月期テレ朝ドラマで出産後初主演 続く水谷家との「蜜月」で三山凌輝にも復活説

  5. 5

    日テレが「news LOG」和久田麻由子を全面バックアップできない切実事情…佐藤栞里や有働由美子との決定差

  1. 6

    佐藤二朗vs橋本愛騒動が直撃! フジドラマ“出たくない俳優”&“見たくない視聴者”の二重苦

  2. 7

    椎名林檎と成田悠輔氏の親密デート発覚!「異色の超ビッグカップル」誕生も「いわくつき」と見られるワケ

  3. 8

    【5.独走態勢】「ミッドナイトフライト」「夜間飛行」が候補だったが、明菜が「北ウイング」を提案した

  4. 9

    「夫婦別姓刑事」とフジテレビの時代錯誤…“看板に偽りあり”のタイトルと「超・年の差婚」設定への嫌悪感

  5. 10

    元ボクシング世界王者・薬師寺保栄が妻に無断でレースQの愛人を「養女」に…妻が明かした苦しい胸中

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐藤二朗vs橋本愛騒動が直撃! フジドラマ“出たくない俳優”&“見たくない視聴者”の二重苦

  2. 2

    趣里が7月期テレ朝ドラマで出産後初主演 続く水谷家との「蜜月」で三山凌輝にも復活説

  3. 3

    萩本欽一〈24〉相方の坂上二郎さんとは「遊ばない・食事しない・夢を語らない」を徹底した事情

  4. 4

    巨人エース戸郷翔征の不振を招いた“真犯人”の実名…評論家のOB元投手コーチがバッサリ

  5. 5

    “キムタク効果”見込んだ吉野家の戦略は残念な結果に…ファンの間に沸き起こる「藤田ニコル復帰待望論」

  1. 6

    佐藤二朗騒動の余波!「福田組」の長澤まさみへの“ハラスメント”舞台挨拶の悪ノリ動画が再注目…女性視聴者は嫌悪

  2. 7

    ソフトバンク「佐々木麟太郎シフト」着々…同ポジションの中村晃引退、山川穂高二軍塩漬けが伏線

  3. 8

    「夫婦別姓刑事」とフジテレビの時代錯誤…“看板に偽りあり”のタイトルと「超・年の差婚」設定への嫌悪感

  4. 9

    萩本欽一〈25〉「車椅子でも絶対に明治座に出す」脳梗塞で左半身麻痺の坂上二郎さんを奮い立たせたひと言

  5. 10

    維新また猿芝居…国会空転トップ会談で定数削減法案に“白旗”も「今時点で取り下げない」と強がるワケ