デビュー35年の演歌歌手が業界の苦境を告白 コロナ禍でリリース1000タイトル割れ

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 ファンをはじめ、人と触れ合えない状況は今も続いている。

演歌はファンに楽しんでもらって成り立つ世界です。ファンにとっては(応援している歌手の)新曲を歌うことがステータスで、上手に歌ってもらうことで歌は認知されていきますが、新曲を聴いてカラオケで歌いたいけど、カラオケ店はやっていない。そうした流れもなくなりましたね」

 中村さんは食事を作ったり掃除をしたり、近所に住んでいる孫の面倒を見たりと、「普通に主婦をしていた」という。

「三味線の稽古やボケ防止のピアノ演奏に時間が使えたのは唯一良かった点ですね」

 当然ながら、高齢者が客層の中心である演歌専門のレコード店も大打撃のようだ。

「来店客数は昨年3月から60~70%減という状態が続いています。高齢者のワクチン接種が進んでいるといわれますが、家族に外出を止められている人が多いようで、客足は戻っていません」(都内のレコード店店長)

 昨年開いたコンサートではバンドを入れず、カラオケと生ギターだけで歌い上げたという中村さんは「今年は35周年の集大成をお見せできれば」と意気込む。ぜひとも演歌の灯を絶やさないでほしい。

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