著者のコラム一覧
平野悠「ロフト」創業者

1944年8月10日、東京都生まれ。71年の「烏山ロフト」を皮切りに西荻、荻窪、下北沢、新宿にロフトをオープン。95年に世界初のトークライブ「ロフトプラスワン」を創設した。6月、ピースボート世界一周航海で経験した「身も心も焦がすような恋」(平野氏)を描いた「セルロイドの海」(世界書院)を刊行。作家デビューを果たした。

鮎川誠さんは「くよくよしているとシーナに怒られる」と言った

公開日: 更新日:

 政治について言いたいことはたくさんある。でも、わたしゃ「安倍うつ」にかかり、政治に関心を持てなくなった時期があった。国会答弁で100回以上も嘘をつく総理大臣がいるのに支持率は下がらないとは……。学生時代から灼熱の政治の日々を過ごし、20代後半からはLOFTのオーナーとして音楽シーンの最先端にならんと欲し、今は馬齢を重ねて8月10日に「77歳」を迎えた現実に直面しておののくばかりだ。シーナ&ロケッツのリーダー鮎川誠さんは、4歳下の「73歳」で精力的にライブ活動などを続けている。今回はインタビュー第4弾をお届けする。

 ◇  ◇  ◇

平野 シーナさんが2015年2月14日に亡くなり、4月7日を「シ(4)ーナ(7)の日」と呼んで仲間とライブを続けています。

「14年10月の北海道ツアーでシーナが『私の夢はこのバンドでずっと歌い続けること』と言いながら(1979年リリースのヒット曲)『ユー・メイ・ドリーム』を演奏しました。シーナに引っ張られ、いろいろな夢が実現した。シーナがいなくなり、僕に音楽をやる意味はあるのか? と思いました。でも、くよくよしているとシーナに怒られる。『ぶっ飛ばしていこう』と切り替わった」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  2. 2

    生田絵梨花は中学校まで文京区の公立で学び、東京音大付属に進学 高3で乃木坂46を一時活動休止の背景

  3. 3

    未成年の少女を複数回自宅に呼び出していたSKY-HIの「年内活動辞退」に疑問噴出…「1週間もない」と関係者批判

  4. 4

    2025年ドラマベスト3 「人生の時間」の使い方を問いかけるこの3作

  5. 5

    2025年は邦画の当たり年 主演クラスの俳優が「脇役」に回ることが映画界に活気を与えている

  1. 6

    真木よう子「第2子出産」祝福ムードに水を差す…中島裕翔「熱愛報道」の微妙すぎるタイミング

  2. 7

    M-1新王者「たくろう」がネタにした出身大学が注目度爆上がりのワケ…寛容でユーモラスな学長に著名な卒業生ズラリ

  3. 8

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  4. 9

    高市政権の積極財政は「無責任な放漫財政」過去最大122兆円予算案も長期金利上昇で国債利払い爆増

  5. 10

    農水省「おこめ券」説明会のトンデモ全容 所管外の問い合わせに官僚疲弊、鈴木農相は逃げの一手