著者のコラム一覧
森暢平成城大学文芸学部教授

元毎日新聞記者。著書に『天皇家の財布』(新潮社)、『近代皇室の社会史』(吉川弘文館)、『皇后四代の歴史──昭憲皇太后から美智子皇后まで』(吉川弘文館、共著)、『「地域」から見える天皇制』(吉田書店、共著)などがある。

「秋篠宮さまは小室圭さんと会わない」バイキング出演者の発言は推測と事実を混同

公開日: 更新日:

 さらに、「ロン毛で帰ってきた時点で(秋篠宮さまと)会わないんだなと思ったのよ」、「(小室さんの)ちょんまげは、ニューヨークでサムライパークみたいの作って、ひと稼ぎするんじゃないか」など、お笑いグループ「おぎやはぎ」の2人による揶揄を含めたトークが展開されるのである。「両親にご挨拶もできない」小室さんを、〈人としてどうか〉などと見下す趣旨である。

 海外で新しいキャリアを始めようとする前途ある若者を笑いものにする「いじり」は悪質であり、いじめに近い。

 ついでながら、小室さんの髪型について近重氏は同日朝のTBS系「あさチャン」で、記者会見までに小室さんが髪を切るかどうかがポイントと指摘したうえで、「このままの髪型で記者会見に臨むと、『僕はニューヨーカーとして生きて行くから、皇室のことは気遣わないよ』との印象が国民に広まる」と述べている。「ジャーナリスト」を名乗るのであれば、見た目で人間を理解することがどのような重大な差別なのかは理解していただきたい。

「バイキング」はさらにニューヨークでの生活についても、「パパラッチは、単に普通に歩いているというような、道を歩くというような写真から、お買い物をしてるなら何を買ったなどという、まさかのような写真も撮る」とする、ジャーナリストの多賀幹子さんのコメントを紹介した。小室さんの帰国直前、PCR検査をした小室さんが路上を歩いているところを最初に撮影した(パパラッチした)のは、フジテレビではなかったか。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    TBS「ラヴィット!」の“テコ入れ”に不評の嵐! グダグダぶりを楽しむ独自性損失で視聴者離れ加速危機

  2. 2

    「おい、おまえ、生意気なんだよ」 野村監督は俺の挨拶を“ガン無視”、暴れたろうかと考えた

  3. 3

    「オールスター感謝祭」で“ブチギレ説教” …島崎和歌子は今や「第2の和田アキ子」の域

  4. 4

    NHK朝ドラ「風、薫る」巻き返しを阻む“最大のネック”…見上愛&上坂樹里Wヒロインでも苦戦中

  5. 5

    米国とイランが2週間の停戦合意も日本は存在感ゼロ…お粗末すぎた高市外交を識者「完全失敗」とバッサリ

  1. 6

    スピードスケート引退・高木美帆にオランダが舌なめずり “王国復権の切り札”として白羽の矢

  2. 7

    高市政権が非情の“病人切り捨て”強行で大炎上! 高額療養費見直し「患者の意向に沿う」は真っ赤なウソ

  3. 8

    ブチ切れ高市首相が「誤報だ!」連発 メディア、官邸、自民党内…渡る政界は「敵ばかり」の自業自得

  4. 9

    JFAは森保一氏の“囲い込み”に必死 W杯後の「次の日本代表監督」のウワサが聞こえない謎解き

  5. 10

    『エニイ・タイム・アット・オール』1964年のジョンのギターを聴くだけで元気が出る