著者のコラム一覧
森暢平成城大学文芸学部教授

元毎日新聞記者。著書に『天皇家の財布』(新潮社)、『近代皇室の社会史』(吉川弘文館)、『皇后四代の歴史──昭憲皇太后から美智子皇后まで』(吉川弘文館、共著)、『「地域」から見える天皇制』(吉田書店、共著)などがある。

小室圭さん「秋篠宮家へ挨拶」でお土産、髪型、服装チェック…「ゴゴスマ」にうんざり

公開日: 更新日:

■小室さんのファッション

 母親が勤めていた菓子店のバームクーヘンまで挙げての言及だが、こののち、「(お母さんが)勤めていたお菓子屋さんのものは有名ですよということで、そこのをお持ちになったということではなくて、お菓子なども考えられますということです」と、発言を修正した。

 そうだとすると、単なる推測に過ぎない。小室さんの紙袋の中身について、ほとんど根拠もなく公の電波で、臆測で語ったということだ。そもそも、皇室経済法による財産の譲受制限により、皇族はそう簡単には「お土産」を受け取ることができない。皇室ジャーナリストであるのに、そのような基本的なことをご存知ないのか。

「ゴゴスマ」はさらに、ファッションデザイナーのドン小西氏、ファッション評論家の石原裕子氏による以下のようなヘアスタイル評、服装評を紹介した。

「全身をそつなくまとめた印象。(略)今回の散髪では『こういう風に見られたい』という意思は感じられなかった」(小西さん)、「婚約会見と比較すると、前髪が長い。眞子さまに現代風のかっこいい髪型で魅力的にみせたかったのでは」(石原さん)、「結婚挨拶にしては(服装は)カジュアル。ストライプのスーツ、真っ白なワイシャツ。どれも就職活動で着用されたものでは? (ネクタイが)右から左へストライプが下がるのは、アメリカ仕様。NYで購入されたものでは」(石原さん)、

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  2. 2

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  3. 3

    阪神・佐藤輝明が“文春砲”に本塁打返しの鋼メンタル!球団はピリピリも、本人たちはどこ吹く風

  4. 4

    自民両院議員懇談会で「石破おろし」が不発だったこれだけの理由…目立った空席、“主導側”は発言せず欠席者も

  5. 5

    広末涼子「実況見分」タイミングの謎…新東名事故から3カ月以上なのに警察がメディアに流した理由

  1. 6

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃

  2. 7

    国保の有効期限切れが8月1日からいよいよスタート…マイナ大混乱を招いた河野太郎前デジタル相の大罪

  3. 8

    『ナイアガラ・ムーン』の音源を聴き、ライバルの細野晴臣は素直に脱帽した

  4. 9

    初当選から9カ月の自民党・森下千里議員は今…参政党さや氏で改めて注目を浴びる"女性タレント議員"

  5. 10

    “死球の恐怖”藤浪晋太郎のDeNA入りにセ5球団が戦々恐々…「打者にストレス。パに行ってほしかった」