NHK紅白歌合戦はすっかりオワコン化…民放が抱える“大晦日共倒れ”の不安

公開日: 更新日:

 NHKが大晦日に放送する「第72回NHK紅白歌合戦」の出場歌手を発表した今月19日、なぜか日本テレビ局内で歓声が沸き起こったという。

「出場歌手のメンツですよ。視聴率ゲッターで、昨年も出場したFoorinやSuperfly、Little Glee Monster、JUJU、BABYMETAL、瑛人、ミスチルなど注目すべきアーティストは誰も出場しない。NHKの五輪番組のMCを務めた桜井翔や相葉雅紀、そして米津玄師も同様です。出場が確実視されていた岡崎体育や桑田佳祐も出ない。ある意味、肩透かし的な人選に安堵したわけです」(日テレ関係者)

 毎年、紅白の真裏で高視聴率をゲットしてきた大晦日恒例番組「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!絶対に笑ってはいけないシリーズ」は今年度は休止。代替番組としてOAされるのがお笑い特番「絶対笑って年越したい!笑う大晦日」だ。

「東西に芸人が分かれてネタを披露するお笑い版の紅白歌合戦です。NHKが紅白に魅力あるアーティストをキャスティングされたらアウトだと思ったんですがラインアップを見て安心しました」(放送作家)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    名球会入り条件「200勝投手」は絶滅危機…巨人・田中将大でもプロ19年で四苦八苦

  2. 2

    永野芽郁に貼られた「悪女」のレッテル…共演者キラー超えて、今後は“共演NG”続出不可避

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    07年日本S、落合監督とオレが完全試合継続中の山井を八回で降板させた本当の理由(上)

  5. 5

    巨人キャベッジが“舐めプ”から一転…阿部監督ブチギレで襟を正した本当の理由

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    巨人・田中将大が好投しても勝てないワケ…“天敵”がズバリ指摘「全然悪くない。ただ…」

  3. 8

    高市早苗氏が必死のイメチェン!「裏金議員隠し」と「ほんわかメーク」で打倒進次郎氏にメラメラ

  4. 9

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  5. 10

    三角関係報道で蘇った坂口健太郎の"超マメ男"ぶり 永野芽郁を虜…高畑充希の誕生日に手渡した大きな花束