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細田昌志ノンフィクション作家

1971年、岡山市生まれ、鳥取市育ち。CS放送「サムライTV」キャスターから放送作家としてラジオ、テレビの制作に携わり、ノンフィクション作家に。7月に「沢村忠に真空を飛ばせた男 昭和のプロモーター・野口修評伝」(新潮社)が、第43回講談社本田靖春ノンフィクション賞を受賞。

五木ひろしの光と影<27>歌謡界の金字塔・日本レコ大で「絶対にナベプロに勝ってみせる」

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 今までプロモーターとして、三迫仁志の東洋タイトルマッチに始まり、弟の野口恭の世界タイトルマッチ。極真空手の前身である大山道場とタイ式ボクシングの対抗戦、そして“キックの鬼”沢村忠の大ブームと、数々のビッグマッチを仕切ってきた野口修だったが、戦うのは選手であって自分ではなく、あくまでも仕事はお膳立てでしかなかった。しかし、芸能界では違う。戦うのは歌手だけではない。スタッフにとっても戦いなのである。

「絶対にナベプロに勝ってみせる」

 野口の胸が高鳴った。=つづく

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