片瀬那奈、木下優樹菜…ユーチューブ“爆死”が相次ぐ背景 同調圧力で「嫌い」が加速

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 独立タレントのユーチューブ“爆死”が相次いでいる。片瀬那奈(40)は17日、ユーチューブを始めるも、同時視聴者数は900人。ヘタな一般人よりも少ないトホホな船出に。木下優樹菜(34)も10月28日に今までのことについて号泣謝罪動画をアップしたところ、バッシングが加速する始末である。

 芸能事務所を離れ、フリーになるとまず始めるのがユーチューブ。手越祐也のように、ジャニーズを離れて新たなファン層を獲得した成功者もいるが、そう簡単でもない。ITジャーナリストの井上トシユキ氏がこう言う。

「片瀬さんは同棲相手が薬物で逮捕され、木下さんはタピオカ事件の当事者で“犯罪に近しい”という共通項がある。ゆきぽよさんも男友達が薬物逮捕され、第一線からは遠のいたように、ネットを見る一般人はこういったヤカラ系が起こしそうな犯罪を非常に嫌うということに気がついていない。一度ネガティブな印象がつくと否定的なコメントが雪だるま式に増え、フォローしていると自身も犯罪を肯定するのかと非難を浴びかねないので、ファンでもフォローしにくいという同調圧力もかかります。芸能事務所はそのようなネガティブな印象に火をつけないよう、フォロワーや“いいね”をお金で買うなど見えないところで好感度を上げる努力をしているのです。ユーチューブでファンがいないことが明らかになると、回復は難しく、ますます窮地に立たされる。貧すれば鈍すで、広告案件も詐欺まがいの商品だったり、危ない話が増えたり負のスパイラルが加速します。安易にネットに手を出すのは危険です」

 ユーチューブで自己発信という発想が安易というしかない。

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