著者のコラム一覧
二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

木下優樹菜はただの“おしゃべりタレント” 芸能界での「夢よ、もう一度」は通用しない

公開日: 更新日:

「一度やったら辞められない」といわれる議員生活。木下富美子都議は7月の都議選で再選を果たしたが、選挙期間中に“無免許・当て逃げ”事故を起こしていたにもかかわらず居座っていた。

 都民だけでなく国民からも怒りの「辞めろ」のコール。都議会欠席が続いていることから、これまでの議員報酬は寄付等に回し受け取っていないが、このまま在籍すれば12月には200万を超えるボーナス。以後、4年近い任期で受け取る報酬は8000万近く。すべて税金で支払われる。「バッシングされても続けるのはお金しか考えられない」と誰もが思っていた。

 国民の気持ちを察するようにメディアも報酬問題を取り上げ国民の怒りに火が付くようにあおっていた。コロナ報道で改めて問われた「あおり報道」の在り方も、木下議員に関してはあおって追い込む効果があった。

 観念したように22日に緊急会見。辞職を発表した。もっと早くに決断すれば、ダメージも少なく済んだだけに、なんとも無駄な時間を費やしたと思う。

 芸能界でも同じ木下姓のタレント・木下優樹菜が芸能活動復帰に動き出した。タピオカ店に脅迫メッセージを送ったことを巡り訴えられた民事裁判。名誉棄損が認められ木下に40万円の損害賠償が命じられた。すぐさま木下は自身のユーチューブで涙ながらに謝罪。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    国分太一の先行きはさらに険しくなった…「答え合わせ」連呼会見後、STARTO社がTOKIOとの年内契約終了発表

  2. 2

    大谷翔平も目を丸くした超豪華キャンプ施設の全貌…村上、岡本、今井にブルージェイズ入りのススメ

  3. 3

    100均のブロッコリーキーチャームが完売 「ラウール売れ」の愛らしさと審美眼

  4. 4

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  5. 5

    日本語ロックボーカルを力ずくで確立した功績はもっと語られるべき

  1. 6

    都玲華プロと“30歳差禁断愛”石井忍コーチの素性と評判…「2人の交際は有名」の証言も

  2. 7

    規制強化は待ったなし!政治家個人の「第2の財布」政党支部への企業献金は自民が9割、24億円超の仰天

  3. 8

    【伊東市長選告示ルポ】田久保前市長の第一声は異様な開き直り…“学歴詐称”「高卒なので」と直視せず

  4. 9

    AKB48が紅白で復活!“神7”不動人気の裏で気になる「まゆゆ」の行方…体調は回復したのか?

  5. 10

    ラウールが通う“試験ナシ”でも超ハイレベルな早稲田大の人間科学部eスクールとは?