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ラリー遠田お笑い評論家

1979年、愛知県名古屋市生まれ。東大文学部卒。テレビ番組制作会社勤務を経てフリーライターに。現在は、お笑い評論家として取材、執筆、イベント主催、メディア出演。近著に「松本人志とお笑いとテレビ」(中央公論新社)などがある。

モグライダーはM-1で爪痕を残し…長い雌伏の時を経て地上波に飛び出した実力派

公開日: 更新日:

 このネタは伊集院光にも「コント55号のようだ」と激賞された。たしかに、ともしげのあたふたする雰囲気と、芝の江戸っ子口調の厳しいフリとツッコミは、坂上二郎と萩本欽一のコントの世界にも通じるものがある。

 彼らは「M-1」では敗れてしまったが、間違いなくその名を全国に知らしめた。

 お笑いファンの間では、モグライダーが実力派の芸人であることは有名だった。いつ世に出てもおかしくないと言われていたのだが、「M-1」で勝てるようなネタを生み出すことができず、長い間、雌伏の時を過ごしていた。

 芝はツッコミや仕切りの腕に定評があり、次世代のMCとしても期待がかかる存在だ。ともしげは、危なっかしさを漂わせる天然キャラであり、バラエティー番組でも狩野英孝パンサー尾形などに続くドッキリスターとして活躍するポテンシャルを秘めている。

 モグラのように土の中に埋もれていた彼らが、ついに「M-1」をきっかけに地上に出て、まぶしい日の光を浴びた。彼らが動き出すのはこれからだ。 =つづく

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