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荒井さち重昭和歌謡歌手

1969年、千葉県生まれ。元東映社員。松田聖子、中森明菜、小泉今日子ら70、80年代のヒット曲を中心にライブ活動を展開。抱腹絶倒のステージから「女きみまろ」と呼ばれている。

イヨ シックスティーンの破壊力! 松本伊代になろうとアイドルを目指したが…

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 こう話す荒井さんは、歌手になるためにさまざまなオーディションを受ける。中にはセイントフォー関連のものも。

 しかし、結果は惨敗。敗因について「テレビで見ても分かりますが、可愛くなければアイドルになれないって悟ったんです」と漏らす。その後は、ユーミンのような個性的な歌手になろうとコンサート漬けの日々。

「中学時代に雑誌の巻末にある歌手養成講座のハガキを持ち歩いているところを見つかって同級生に笑われたんです。『ああ、歌手になるって恥ずかしいことなんだ』って。その後はライターになりたいなんてうそぶいていました。大学進学を控え、聖飢魔Ⅱや爆風スランプが早稲田のフォークソング部出身だと知って、何としても早稲田に入るって予備校に通いました。浪人覚悟だったのですが、両親に猛反対されて。結局、短大に入り、大手映画会社に就職。仕事が忙しく、歌手への夢はしばらくお預けでした」

 そんな荒井さんに転機が訪れる。交通事故に遭って生死をさまよう中、歌うところに身を置きたいと決心し、歌のレッスンを受けるようになった。

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