桝太一アナが日テレに“三くだり半”3月退社 局内が首をひねる「アカデミズム」転身の真意

公開日: 更新日:

 日本テレビが「桝ショック」に揺れている。局アナ界ナンバーワンの人気と実力を誇っていた桝太一アナウンサー(40)が3月をもって日テレ退社を明らかにしたからだ。

 4月からは同志社大学ハリス理化学研究所の助教に転身。まだあまり知られていない“サイエンスコミュニケーション”と呼ばれる学問分野の研究にいそしむという。

 この一報に右往左往しているのが日テレアナウンス部の後輩アナや20~30代の若手制作ディレクターやプロデューサー陣だという。さる日テレ関係者はこう話す。

「エースの桝アナが民放キー局のなかで視聴率&売り上げナンバーワンの日テレに愛想を尽かすとは……と若手を中心に局内がざわついています」

 局内の若手たちは、全テレビ局の男性アナでトップの地位をなげうち、助教というアカデミズムへの転身を選択した桝アナの真意を測りかねているというのだ。

「日テレは他局に先駆けて『インセンティブ制』を導入し、すでに10年前から局員の年収にメスを入れています。桝アナと同期のアナは30歳で平均1000万。しかし、その一方、桝アナや水卜麻美アナのように局内で最高評価が付いた局員は特別賞与が与えられる。これは他社に引き抜かれたり、フリー転身を阻止するためです。今のポジションを捨ててまで助教を選択した桝アナの選択が若手にはどうしても信じられないんですよ」(日テレ関係者)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  3. 3

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  4. 4

    巨人阿部監督はたった1年で崖っぷち…阪神と藤川監督にクビを飛ばされる3人の監督

  5. 5

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  1. 6

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  2. 7

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  3. 8

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  4. 9

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  5. 10

    (2)事実上の「全権監督」として年上コーチを捻じ伏せた…セVでも今オフコーチ陣の首筋は寒い