(2)アトピーや虫刺されが悪化…「汗」は放置せずこまめに拭く

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「猛暑は皮膚の大敵です。強烈な紫外線が皮膚を直撃し、日焼け、シミ、シワなどの他、大量の汗によってアトピーなどの皮膚炎の悪化、乾燥肌、あせもなど多くの皮膚トラブルを招きます。特に猛暑続きの今夏は要注意」

 こう話すのは皮膚科医の矢端幸子医師。矢端医師は料理本(「きれいになる料理 女医さんのレシピ」)などを出すなどして、食による健康づくりに取り組んでいます。

 夏の皮膚ダメージを軽減し、同時に猛暑疲れを予防するにはどうしたらいいのか、矢端医師に聞いてみました。

「夏は皮膚が乾燥しやすくなります。乾燥は冬と思いがちですが、夏は汗が多くなり、汗と共に皮膚の水分が蒸発し乾燥肌になります。そこに汗の塩分の刺激が加わると、かゆみが出て、どうしても引っかいてしまいます。ひっかき傷やあせも、虫刺されやアトピー性皮膚炎などは汗で悪化します。汗は放置せず、こまめに拭くこと。シャワーで洗い流すことができない場合は、湿ったタオルで体を拭くといいでしょう」

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