ヤクルト村上宗隆のメジャー市場価格は? 今オフ渡米濃厚も「足元見られる可能性」を専門家が指摘
ドデカイ「復帰土産」が炸裂した。
ヤクルトの村上宗隆(25)が昨29日のDeNA戦で一軍復帰。二回の1打席目、自軍ファンの待つ左翼スタンドに先制ソロを放つなど、4打数2安打1打点の活躍を見せた。
これでチームは7連勝。村上はヒーローインタビューで「僕が帰ってきて負けたら何を言われるかわからなかったので、必死に頑張りました」と話すと、「残り57試合、一生懸命頑張ろうと思います」と力を込めた。
4月上旬に上半身のコンディション不良で離脱し、この日が103日ぶりの一軍戦。長期離脱となったものの、オフのメジャー挑戦は既定路線だという。いったいどれくらいの契約になりそうか。
野球文化学会会長で名城大教授の鈴村裕輔氏が言う。
「メジャーに移籍した選手は日本でプレーしていた時より、成績が下がる傾向がある。村上の来季の成績を打率.260前後、20~25本塁打、60~70打点と想定すると、3~5年で年俸1000万ドル(約14億8000万円)から1500万ドル(約22億円)。最大110億円規模の契約を結ぶとみています。年俸の高騰が激しいメジャーでは破格とは言えない。仮にメディカルチェックで上半身に故障再発のおそれがあると判断された場合は足元を見られ、契約総額が半額以下になる可能性はあります」