著者のコラム一覧
児玉愛子韓国コラムニスト

韓流エンタメ誌、ガイドブックなどの企画、取材、執筆を行う韓国ウオッチャー。新聞や雑誌、Webサイトで韓国映画を紹介するほか、日韓関係についてのコラムを寄稿。Webマガジン「オトナの毎日」でイラストエッセー【毎日がエンタメ】を連載中。

サッカーW予選が無料じゃないのに怒らない? 安くて多チャンネルの韓国CATV事情

公開日: 更新日:

 日本のサッカーファンが怒っている。3月24日に行われるワールドカップのアジア最終予選を無料放送の地上波で見られないからだ。

 アウェーとなる日本戦は有料のスポーツ動画配信サービスの「DAZN(ダゾーン)」が独占中継することに。どうしても見たければDAZNの会員になり、月額料金を支払うしかない。月額料金は今年2月に値上げされ、現在は3000円という価格設定だ。加入者の増加を見込んだ強気の値上げとも思える。

 欧州では国民の関心事であるワールドカップや五輪は無料放送が当たり前だ。英国では法規制もあり、ワールドカップは予選を含めて無料放送を国が保証しているという。

 韓国の状況は日本と似ていて、最終予選はケーブルテレビ局のtvNでの独占中継が決まっている。韓国ドラマをよく見る人には聞き覚えがあるだろう。日本でも大ヒットした韓国ドラマ「愛の不時着」を放送していたケーブルチャンネルだ。“有料”のケーブルチャンネルだが、「アジア最終予選を有料でしか見られないなんてけしからん!」という声は上がっていない。なぜか?

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった