鈴木京香が“解体寸前”の名建築を救ったワケ 有名評論家を父に持つ長谷川博己の影響も

公開日: 更新日:

<解体の可能性さえあった《ヴィラ・クゥクゥ》をご縁あって引き取らせていただき、竣工当時の姿にできるだけ戻すよう、修復工事を進めている最中です>(WEBマガジン「Casa BRUTUS」から)

 公開中のWEB記事でこう話しているのは、女優の鈴木京香(53)だ。現在、東京都現代美術館で開催されている建築家・吉阪隆正(1917~1980)の大規模展を、鈴木が見学した様子とインタビューがつづられている。

 鈴木はなぜ、世界的建築家のル・コルビュジエのもとで働き、国立西洋美術館の建設に携わった日本人建築家の1人である吉阪の展覧会を見学したのか。そこには、解体の憂き目にあっていた吉阪の代表作とされる住宅を引き継いだことがきっかけとなったと、鈴木は答えている。

■総費用は数億円か

 もともと建築やアートに関心が高かったという鈴木は偶然、都内の閑静な住宅街にある約60坪の土地に建つ住宅の存在を知ったという。この住宅は巨匠コルビュジエも絶賛していた名建築として知られているが、解体がささやかれていたところを鈴木が縁あって引き継いだ形となった。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  2. 2

    西武激震!「松井監督休養、渡辺GM現場復帰」の舞台裏 開幕前から両者には“亀裂”が生じていた

  3. 3

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  4. 4

    与野党一騎打ち「自公落選危機」は23人!裏金、旧統一教会、高市推しが「凶」に【一覧あり】

  5. 5

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  1. 6

    日本ハム新庄監督「このまま退団」なら…球団、選手、コーチはドン引き&大ヒンシュクだ

  2. 7

    阪神藤川監督の就任会見「言語明瞭、意味不明瞭」だった“特殊事情”…虎ファンが感じた心の揺れ

  3. 8

    巨人・岡本和真「メジャー断念」に現実味…“元エースと4番”の同時流出はあり得ない?

  4. 9

    元ジャニーズひかる一平さんが語る 事務所退所後の苦労と性加害問題について思うこと

  5. 10

    巨人阿部派コーチ全員集合で…辞める?配置転換?二岡ヘッドの処遇が宙ぶらりん