著者のコラム一覧
影山貴彦同志社女子大教授

▽かげやま・たかひこ 同志社女子大学学芸学部メディア創造学科教授。1962年、岡山県生まれ。早大政経学部卒。86年に毎日放送入社、「MBSヤングタウン」ほかテレビとラジオの番組を手掛ける。ABCラジオ番組審議会委員長、GAORA番組審議会副委員長、日本笑い学会理事。著書に「テレビドラマでわかる平成社会風俗史」(実業之日本社)、「おっさん力」(PHP研究所)、「テレビのゆくえ」(世界思想社)など。

漫才ライブで笑えない「お客さんが笑うタイミングと自分の笑いのツボが違っていて…」

公開日: 更新日:

 同志社女子大学で教壇に立つ影山貴彦氏が、学生たちとのやりとりから見えてきた「当世メディア論」を語る。

 ◇  ◇  ◇

 いつも明るく笑顔を絶やさない教え子が、ゼミで意外なことを話してくれました。

「この前、漫才ライブを生まれて初めて見に行ったのですが、全然笑えなかったんです」

 教え子の顔は真剣です。「M-1グランプリ」をはじめ、普段からお笑い番組を見るのが大好きな彼女。きっとその時の芸人さんたちの調子が悪かったのだろうと想像したのですが、そうではありませんでした。

「周りの人の笑い声がとても気になって。お客さんたちが笑うタイミングと自分の笑いのツボが違っていて、なんだか集中できなくなってしまったんです」

 まさかの言葉でした。普段はテレビとかYouTubeなどでお笑いを心ゆくまで楽しんでいるその学生の言葉だけに不思議でならなかったと同時に、彼女のそんな経験に興味が深まりました。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    嵐の大野智と相葉雅紀、二宮和也が通信制高校で学んだそれぞれの事情

  2. 2

    佐野勇斗は書道六段で英語も堪能 愛知県立岡崎西高校から明治学院大英文学科へ

  3. 3

    秋には「ミヤネ屋」降板するのに…宮根誠司が今も「嫌いな司会者」でダントツのなぜ

  4. 4

    活動終了「嵐」メンバー「消える人」と「生き残る人」…“一番先行きが厳しい”のは?

  5. 5

    嵐が去った後に340万人のファンが向かう先…Snow Man、M!LKに次いで有力“不祥事グループ”「ACEes」に募る不安

  1. 6

    比大統領との国賓晩餐会で高市首相“謎テンション”…またまた動画で恥さらし批判殺到→大炎上!

  2. 7

    ゾンビたばこ羽月隆太郎が涙の激白 広島内で「関与は6人」「壮絶イジメ」「裏切り」【会見全文】

  3. 8

    5.30嵐「ラストコンサート」にラストスパート神対応 “高額転売”で話題になった「銀テープ」は後日ファンクラブ会員に送付へ

  4. 9

    2学年上の櫻井翔に諭されて堀越高校に進んだ松本潤のかけがえのない出会い

  5. 10

    「おい、オマエ、挨拶に来てねえよな!」納会の二次会でラーメンをすする牧田明久にお灸を据えた